仕事&マネー 【貧困女子】元外資系OL、新築マンションで借金3000万円~その2~

本誌『SuitsWOMAN』春号でも大反響の「貧困女子」。これは、メディアで報道される家族関係や健康問題に端を発した貧困ではありません。彼女たちはあるきっかけまでは、仕事をし、普通に生活をしていたのに、ちょっとしたきっかけから、明日食べるものも困るような貧困生活を送ることになってしまった、というレポート。ここでは、本誌では語れなかった、彼女たちの生活と人生について詳しく紹介していきます。

 元外資系証券会社社員だった38歳の今田愛子さん(仮名)は、中央区内の新築マンションを購入したこととで人生が大きく狂う。埼玉県所沢市の実家暮らし、IT関連会社の派遣社員の貧困ストーリー、続編です。

 家を買ってハッピーな生活は続かなかった。ローン返済、修繕積立費、管理費、固定資産税……毎月15万円では済まかったそう。

「33歳~37歳まで、このマンションに住んでいたのですが、最初は毎日ウハウハでした。友達を読んでパーティしたり、女子会をやったり。同世代の友達に、“すごいね~”“うらやましい!”そう言われることが快感で。でもローン返済が想像以上に大変でした。給料は手取りで38万円くらいだったのですが、住宅ローンの返済15万円に加えて、修繕積立費などで18万円くらい出て行って、手元に20万円しか残らず。もともと飲み歩くのが好きで、派手な生活をしていたので、その習慣はやめられないんですよね。

 プラダなどのブランドショップ、エストネーションなどのセレクトショップには担当の店員さんもいました。定期的にお店に行って、進められるまま何か買う、という習慣がやめられなかった。今思うと、手元に20万円残れば普通は生活できますよね。でもエステ、ヨガ、リッチなランチ、タクシー代などであっという間になくなるんですよ、足りなくなるとカードで精算。それでもボーナス払いをするなどで乗り切っていました。それにつけても、この住宅ローン返済があと35年間続き、修繕積立費用の負担がガンガン上がっていくと思うと、絶望的な気持ちになっていました」

 ▶▶▶▶▶▶地獄の住宅返済はまだまだ続く……

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