仕事&マネー 【貧困女子】不倫の慰謝料支払いから借金人生に転落……ホストにハマり苦難の道へ~その1~

女性誌『Suits woman』で注目を集めた「貧困女子」。これは普通の毎日を送っていたはずが、気がつけば“貧困”と言われる状態になってしまった女性たちのエピソードです 。

歯科助手として働く中川麻沙美さん(仮名・30歳)は、「新型コロナで出勤日が減らされて、給料が激減して本気でヤバイんです」と語ります。今月の手取り給料は10万円。貯金はほぼゼロに近く、実家に帰るかどうかの瀬戸際に立たされています。

麻沙美さんのこれまでのキャリアを伺うと、都内にある保育系の短大を卒業しており、保育士の資格を持っています。資格取得後は、民間企業が運営する認可保育園に勤務するも、半年で仕事を辞めてしまったそう。

「実際に通勤していたのは3か月くらい。園長から徹底的にいじめられました。土日も運営している園だったので14連勤させられて、開園前の掃除から、最後の子どもを返した後のおもちゃの拭き掃除まで全部させられていました」

麻沙美さんが泥のように疲れた体をベッドに倒れ込んだ時間を見計らったように、園長から電話がかかってきたといいます。園長は40歳くらいの独身女性で、「あなた、掃除ができていないから、もう一度やり直しなさい」「朝までにこの掲示物を完成させなさい」など、嫌がらせに等しい命令をしてきたとか。

「私も新人で、右も左もわからないから、言うことを聞くじゃないですか。そのうちに、ストレスで耳が聞こえなくなり、アパートから外に出られなくなり、そのまま退職しました。労働基準監督局へ相談に行ったり、運営会社に文句を言えばよかったのに、若かったからできなかったんです」

まずは訛りをバカにされた

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