仕事&マネー 【貧困女子】コロナ陽性で“詰んだ”女子大卒アラサーキャバ嬢が語る、パパ活から始まった転落人生~その1~

女性誌『Suits woman』で注目を集めた「貧困女子」。これは、普通の毎日を送っていたはずが、気がつけば“貧困”と言われる状態になってしまった女性たちのエピソードです 。

都内で派遣社員をしている内田雅代さん(仮名・30歳)の貯金は現在0円。1週間後の給料日までに、消費者金融で借りた2万円でしのがねばならないと言います。

もともと貯金がなかった雅代さんが、借金に手を出すまで追い込まれたのは、約1か月前に新型コロナウイルスの陽性になり、働けなくなってしまったから。

「働けないというのは、ダブルワークの方。昼間の仕事のほうはリモートで何とかなりました。派遣先はIT企業で、私たち派遣社員の仕事は、ネットのコメントをチェックして削除したり、クレームに対応するだけ。ただ、会社の業績も壊滅的に落ちているから、仕事量が減らされてしまって……それまで27万円くらいは手取りでもらっていたのに、4月から15万円になり、9月には12万円に。このままじゃ生活できないと思い、それまで週1程度で入っていた夜の仕事を増やし始めたのです」

雅代さんは貯金をしないし、する気もなかったそう。入れば入るだけ使っていて、足りない分はかつては親が出していてくれたのですが、今はその親にもお金はありません。

「コロナ渦中、祖父が80代で死に、莫大な相続税がのしかかってきて、親も今、家を売るとか、会社を売るとかそういうことで大変みたいなんです」

雅代さんは手足がスッと長いモデル体型で、品がいい顔立ちで歯並びもいい。 幼いころから“かわいい”と称賛されて成長しました。

「中学校の頃は5人、高校では10人に告白されました。でも田舎の暮らしに興味はないので、東京の女子大に進学。大学時代から読者モデルをしていて、美味しいものとか、いいものとか、気持ちいいことを知ってしまった。20歳くらいから、ギャラ飲みではないですが、オジサンたちにおごってもらったり、海外旅行に連れて行ってもらったりしていました」

雅代さんは女子大卒業後、IT関連会社に正社員として入社。このときに、若手の女性社員が営業時のお酌要員であり、セクハラを一身に受ける存在だったことに嫌気がさし、負担が少ない派遣社員の道を選ぶ。

「お金をもらえるんだったら、汚いオッサンのハラスメント発言にも耐えるけど、タダでダラダラと飲みに付き合わされることに、うんざり。仕事もテレアポとか手紙とか、そんな営業ばっかり。オールドスタイルだから、会社は私が辞めてからすぐに倒産しました」

23歳の頃から、派遣社員とパパ活のダブルワークをするように。恵比寿のマンションに住み、それなりの都会生活を謳歌していました。

「でも、なんか、私自身も飽きちゃって……」

言い淀む雅代さんに「年齢的に声がかからなくなったのでは?」と質問すると、「そうかもしれません」と答えます。

23~27歳の4年間で、引っ張ったお金は500万円以上

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