仕事&マネー 【貧困女子】借金総額2700万円、子どもナシ専業主婦の後悔の日々~その2~

女性誌『Suits WOMAN』で注目を集めた「貧困女子」。これはあるときまで普通の毎日を送っていたのに、気がつけば“貧困”と言われる状態になってしまった女性たちの体験談。今回は30歳で結婚し、それまで勤務していた有名食品メーカーを寿退社した長谷川智子さん(仮名・36歳)にインタビュー。

憧れだった専業主婦生活も、子供に恵まれないまま6年目。夫の収入で生活できていければよかったのですが、転職で収入が減ってしまい……。結婚当初は手取りで800万円あった夫の年収が、ベンチャー企業の役員になったとたん、右肩下がりになり、今では500万円を切るように。

「大学時代の友達に誘われて役員待遇で入ったみたいなんですが、やはりスピード感とバイタリティー、営業力が求められるベンチャーは、結果を出し続けなければなりません。草食系の夫は、きっと会社のお荷物扱いになっているんでしょうね。冗談みたいな話ですが、夫は先日、うつ病と診断されました。自死を目的とした行動をするようになったので、夫が帰ってくる時間になると、包丁をトイレのナプキン入れに隠します。“絶対に本人に見つからない場所に隠しなさい”と医師がアドバイスしてくれましたので、毎日場所を変えて隠しています。不妊治療のときは全然協力してくれなかったのに、自分のうつのときは私同伴で病院って、本当に腹が立ちました。

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