仕事&マネー 【貧困女子】彼は生まれた娘の顔も見ず、15年の不倫愛。待っていたのは慰謝料300万円の現実~その2~

女性誌『Suits WOMAN』で注目を集めた「貧困女子」。これは普通の毎日を送っていたのに、気がつけば“貧困”と言われる状態になってしまった女性たちの体験談。

都内の女子大を卒業し、銀行に就職するも、潔癖で正しいことが大好きな性格から、職場でいじめに遭い27歳の時に退職。失業中に出会った妻子持ちの男性と不倫関係になった、派遣社員の加藤由美さん(仮名・42歳)。年収は320万円ありますが、現在の貯金は全くなく、その原因は彼の妻からの慰謝料請求だといいます。

「そもそも、なんで私が貯金0で今のみじめな状況になっているのか、正直意味が分かりません。だって、彼がほぼ私の家で生活していた一時期があったのですが、そのときの食費や光熱費は、私が出していたんですよ。家計はそれで潤っていたはず。だから私がお金が欲しいくらいですよ。それに、27歳で銀行を辞めたとき、彼が“会いたい”と言ってこなければ、すぐに就職活動できたのに! 私がお金をもらいたいくらいですよ」

不倫している15年間、彼とは夫婦同然になっていたといいます。

「私は27歳から42歳まで、彼は37歳から52歳まで関係は続きましたから、夫婦みたいになっていますよね。最初の半年は盛り上がりましたけれど、ケンカもしたし、話し合いもしたし、彼はさらに浮気もしましたし……。でも、奥さんには負けていないという自負がありました。それは、和食が好きな彼のために、昆布とカツオでだしをとったお味噌汁を出したり、アイロンをかけたシャツで仕事に送り出すなど、奥さん以上に丁寧にしていました。彼の身の回りのことは、心を込めてやっていましたね。というのも、彼の話だと、奥さんは激しくズボラな性格で、家は汚部屋で、キッチンに金魚の水槽やハーブのプランターを置いてしまうようなことを平気でするそうです。でも、大学からの同級生だし、子供も2人いるから離婚できないと言われました。その時はショックで、1か月くらい会わない時期があって、自然消滅するかと思ったら、また復活したりして、やはり運命ってあるんでしょうね」

不安定な恋愛関係をしながら、不安定な雇用関係の派遣社員として働くことのストレスは、年々増していったといいます。

「もともと貯金は得意だったのですが、派遣社員になってからお金が思うように貯まらず、自分の分の食費や被服費などを切り詰めて生活していました。でも彼には1パック1000円の日高昆布でだしをとったうどんや味噌汁を出していましたからね。そういう積み重ねが、貯金が0で病気になったら一発でアウト、という今の状況になっているのだと感じます。不安になって思ったのですが、派遣社員は代替え可能な労働力で、時間を売るしかない商売。病気や事故などで時間が売れなくなったら、一巻の終わりなんですよね。これって恐ろしいことです。私は独身アラフォーで、お金だけしか頼れるものがないのに、それがなくなってしまうと、心も荒みます」

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