仕事&マネー 【貧困女子】40歳・元中学教師、増加した16kgとダイエット借金生活~その2~

女性誌『Suits WOMAN』で注目を集めた「貧困女子」。これはあるときまで普通の毎日を送っていたのに、気がつけば“貧困”と言われる状態になってしまった女性たちの体験談。今回は40歳の元教師・森山真知子さん。東京・四谷にある有名大学を卒業し、オーストラリアにワーキングホリデーに行くこと1年。帰国後は東海地方にある小さな市立中学校の英語教師として6年間働きます。しかし、不倫関係にあった40代の男性国語教師がギャンブル依存に。単身赴任していた彼の経済的困窮を救いたくて、貯金の200万円を彼に貢いでしまう。しかし、彼は離婚をしません。その状況に業を煮やしてしまい、彼の東京の自宅に無言電話をしたり、妻を罵倒したりしてしまったとか。

さらに、ストレスから食欲が止まらず身長160cmなのに、体重が76kgまで増えてしまったといいます。

「当時、周囲の人間関係がすべて崩壊した、という感じでした。私はマジメに働いているだけなのに、全然報われないと思って。校長からは疎まれ、同僚からは白々しくされて……オーストラリアで黙々と肉体労働をしていたときと同じ孤立を味わいました。でも、教師としての仕事はきっちりやっていて、今でも“マッチー先生”と私のところに教え子からメールが来ます。自分がオーストラリアで英語ができなくて苦しい思いをしたから、これからの世界を担う子供たちに、英語なんかで苦しい思いをさせたくなかったこともあります」

一時的に実家に帰ったときに、あまりにも太ってしまった真知子さんの姿を見て、両親は心配したといいます。

「76kgだったころは、急激に体重が増えたので、歩くたびに膝が痛くなって、ますます動かなくなりました。前の学校のときはクルマ移動だったので、とにかく動かないんですよ。ジャンクフードばっかり食べていたから顔も青黒くむくんでいました。それで父親が心配して、転職をすすめてきました」

父親のコネで臨時採用の教師になる。

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