仕事&マネー 【貧困女子】育児放棄の両親を語る美女・35歳。高学歴でも転職貧困のストーカー生活~その1~

女性誌『Suits WOMAN』で注目を集めた「貧困女子」。これは普通の毎日を送っていたのに、気がつけば“貧困”と言われる状態になってしまった女性たちの体験談。

今回お話を伺ったのは・原田由香里さん(仮名・35歳)。現在の職業は新宿区内にあるイタリアンレストランのアルバイト。時給は1000円で月収は12~15万円。借金はないものの、生活はカツカツ。都内にある有名な女子大学を卒業しているのに、なぜそんな貧困生活を送っているのでしょうか。

「大学を出てから、中堅の資材メーカーに就職。しかし女性社員からのいじめが原因で2年で退職しました。あのときはすごかったです。お局さまっぽい女性にキツく当られるなと思っていたら、気が付けば20人いる女性社員から空気のように扱われていました。挨拶を返してもらえない、何かを話しかけても無視されるというのは、ガミガミ怒られるよりつらかったです。私もガマン強いから、無視に気が付いてから1年はがんばろうと思っていましたが、半年あたりで帯状疱疹が出てしまいました。病院に行ったら“あなた、このままでは危険です”と言われて即、入院。痛くて何もできないから、岐阜の実家にヘルプを頼むと、その日のうちに両親がやってきて、会社に怒鳴り込みに行きました。といっても、激昂するのではなく、労使問題に強い弁護士同伴で淡々と責めるんですよ。医師の診断書と、会社で行なわれていた無視のことを人事部と総務部に伝えました。その上で、お局さまを呼び出した。そこで深夜の2時までお局さまと人事部と法務部の担当者を詰め続けていたようです」

結局、交渉の結果、会社が非を認める形となり、医療費と入院費の全額と見舞金の50万円を手に入れます。しかし、そこまで父親が交渉してしまっては、由香里さんは会社に復職しにくくなり、結果的に退職することに。日本の組織は、自分の非を認めようとはしないことが多いです。それでも、見舞金という形でお金を引き出した彼女の父親は、タフなネゴシエーターです。

両親から愛された記憶がほとんどない

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