仕事&マネー 【貧困女子】重すぎる恋愛LINE。元銀行員、35歳・ネイリストが婚活で負った借金100万円~その1~

女性誌『Suits WOMAN』で注目を集めた「貧困女子」。これは普通の毎日を送っていたのに、気がつけば“貧困”と言われる状態になってしまった女性たちの体験談。

今回お話を伺ったのは・早田花音さん(仮名・35歳)。現在の職業は東京都大田区にあるネイルサロンで、ネイリストとして働いています。一応、正社員扱いですが月給は手取りで18万円程度。東京で一人暮らしをするには、ギリギリの月給です。しかも借金が100万円もあり、毎月5万円ずつ返済しているとか。

彼女のプロフィールを聞くと、都内にある有名な大学を卒業しています。体型もほっそりとしており、目がぱっちりとして魅力的です。かつては銀行に勤務していたという彼女が、今のような生活を送っている理由を聞きました。

「大学を出てから、埼玉県や東京北部に強い銀行に就職しました。窓口業務を担当したのですが、定期預金のノルマがきついし、独身寮に住まないと生活できないような給料(手取り15万円)ですし、生活の全てを管理されているような日々にうんざり。2年半で退職しました。退職の決定打となったのは極寒の残業です。銀行はお店を閉めてから、1円の間違いもないように計算するのですが、ある日の収支が10円合わず、深夜12時まで残業したんです。その日はかなり寒く、暖房がない部屋で行員たちは凍えながらお金を数えていました。結局、収支が合って帰れることになったのですが、通勤は自転車。埼玉県のひなびた駅前にある支店から、街灯がほとんどない暗い道を自転車で15分もこいで帰宅するのは、ホントにきつかった。私も若かったし、このままでは将来はないと限界が見えたので、“もうやめよう”と思い、退職することに決めました」

入行から2年半、独身女子寮に住み、ほぼお金を使わない生活をしていたので、貯金が200万円以上貯まっていたといいます。

銀行を退職してから、ネイリストになる

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