仕事&マネー 【貧困女子】自称難病の彼の治療費に300万円。元パラサイト女子の、心の闇~その2~

数年前までは普通の生活をしていたのに、気が付けば貧困と言われる状況になってしまった女性たち。今回は倉庫会社の契約社員・今井直子さん(仮名・34歳)からお話を伺いました。彼女は一浪して入った神道系の大学を一留して卒業し、新卒で旅行代理店に勤務。しかし、土日出勤の激務に体調を崩し2年で辞表を提出。それと同時に父親と母親が時を同じくして病死。27歳まで実家にパラサイトする娘だったのに、世間の荒波に放り出されます。

現在の仕事は倉庫会社の在庫管理係の契約社員で月給は15万円。川崎市内にある日当たりの悪い家賃4万円の木造アパートに住み、日用品を試供品で賄うなど切り詰めた生活をしています。切り詰めすぎて、高速バスの備品のブランケットを失敬した入り、居酒屋でペーパータオルを一袋持ってきたりと、解釈次第では、窃盗に近いことをしつつ、毎日やりくりしています。それもすべては、難病の彼の治療費をねん出するため。

「彼とは居酒屋でナンパされて付き合うようになってから1年なのですが、いまだどこに住んでいるか分からないし、詳しい病名も分かりません。仕事をしているようですが、ある有名な製菓メーカーの社員とだというほかは何も知らないかも」

毎月5万円以上も直子さんが難病の治療費を援助しているのに、どこの病院に通っているかもしらないといいます。それは明らかにおかしいのではないかと指摘すると、打ち消すように「彼は私をだますような人ではない」と言います。

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