仕事&マネー 【貧困女子】全部さみしさのせい!? リストカット、無職……整形女子の恋愛依存貧困~その2~

その後は、杉並区阿佐ヶ谷のマンション(家賃8万円・1K)に移り住む。もっと家賃が安いところがあったはず……と私が内心思ったのを見透かすように、「私、ストーカーの被害に遭いやすいので、オートロックマンションが必須なんです」と言う香織さん。

離婚してからは、旅行代理店、製薬会社、洋菓子メーカー、生花店、高級スーパーなどさまざまな会社に契約社員として勤務する。正社員として採用されたこともあったが、基本的にどこの会社も長くは続かなかったといいます。

「正社員って手取りの金額がものすごく少ないから生活できないんですよ。額面は30万円近くあっても、税金、社会保険料などが引かれると、たちまち20万円台前半になってしまう。それに副業禁止などの制約も多いし、生活できません」

お金面だけではなく、仕事が長続きしない原因に香織さんは男女間のトラブルを起こしてしまうことがあるようです。

「狭い会社に詰め込まれて仕事していると、そういう気分になりますよ。私は体も弱いから助けてほしくなるし、私を助ければ、相手だってそういう気持ちになるじゃないですか。で、相手から言ってくるから応じるだけなのに、“汚い”とか“節操がない”とか言われて、女子チームからハブにされたこともありました。すると、私もムカついて、会社のアイドル的な男性を誘ってしまい、結果的に深い仲になります。それがバレるとますます孤立する。たぶん私は愛情とかスキンシップがないと生きていけないんですよ。だって誰も私のことなんか好きじゃないもん。自分で言うのもナンですが、多分今までに恋愛関係になった男性で私と付き合おうと思った人はひとりもいないと思いますよ。みんな終わったらサッサと帰るし、ちょっと付き合いが長くなると私のことを“オマエ”と言うようになって、DVするようになりますから」

常に相手に去られてしまうことが、香織さんをさみしがりやにさせて、現実逃避のひとつの手段として恋愛に走らせてしまいます。

「さみしさって、一瞬だけならいいけど何年にもわたると、人間を蝕むというか、いろんなやる気を失わせるんですよね。あまりにも人肌が恋しくなったのと、家賃が払えなくなる時期が重なってそういう仕事をしたこともあるのですが、元夫みたいな人がワンサカくるんですよ(笑)。だから体験だけで辞めました。さすがに私も普通にそこそこカッコいい人としたいですからね。それにお金が思ったほどもらえないんですよ。1日働いたら5~10万円になるのかと思っていたら、実際はその半分以下。知り会った女の子は私以上にヤバい子ばっかりで、きつかった。待合室でいつも何かを食べているとか、ずっと独り言をいっていたり。あとは何日もお風呂に入らないとか。一番記憶に残っているのは、ある50代の女性で、彼女はひらがなしか読めない人だったんです」

明らかに破たんしているのに、家計が維持できる秘密とは?

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