仕事&マネー 【貧困女子】公務員夫の収入じゃ満足できない! 離婚後から住み続けるシェアハウス、栄養不足から薄毛が進行~その2~

いわゆる“普通の生活”を続けられる可能性があったのに、気が付けば貧困と言われる状況になってしまった女性たち。

今回は、派遣社員の島田桃子さん(仮名・39歳)にお話を伺いました。彼女は12年前に結婚し、10年前に離婚。理由は年収700万円の公務員の夫の給料では満足な生活ができないから。それに住所欄に“東京都”以外の地名を書くことが嫌だったこと。離婚した29歳からずっと品川区内のシェアハウスに在住。現在の仕事は派遣社員で、収入は毎月手取りベースで20万円ほど。

「派遣って魂が傷つくんですよ。正社員と同じ仕事をしても給料は半分ですし、正社員からはバカにされている感じがする。絶対に一段下に見ていますよ。そういうのってわかるんですよね。モノの頼み方ひとつとっても、“こんな単純作業は派遣さんに回せばいいんだ”と若手の女の子が目の前で怒られていたこともありました。まあ、そんなものかと思いますけど、傷つきますよね」

一時期、それがどうしても嫌で、正社員試験を受け、採用されたと言います。

「32歳だったのに、手取りの給料が15万円だったんです。額面は22万円だったのですが、社会保険料や税金、共益費などを引かれると、ホントに中小企業の正社員の基本給は安く、実入りが少ない。シェアハウスの家賃が5万円だから、10万円しか手元に残らなかった。その会社は、衣類資材関連の専門商社で社長も社員もみんないい人で、仕事も楽チンで、楽しかったんですけれど、男尊女卑的な会社だったんですよね。女性は制服があり、女性社員限定のルールもあったんです。それは、勤務時間内はお菓子を食べてはいけない、私物のケータイを触ってはいけないなど。他にも男性社員から常に一段下に見られており、結局1年足らずで辞めてしまいました。思えば、その会社にいたのは、結婚しているおばさま社員ばかりでした。私が入ったとき“若いコが来る”と色めき立ったらしいんですよ。その会社には独身男性もいたのですが、彼らは年収が少なすぎるので、食事の誘いがあっても、全て断わっていました」

収入が少ない男は、結婚相手として対象外。そんな桃子さんが選んだ道は?

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