仕事&マネー 【貧困女子】mixi婚の元セレブ妻、貧困転落のきっかけは、夫の自殺未遂と学習欲求~その2~

数年前までは普通の生活をしていたのに、気が付けば貧困と言われる状況になってしまった女性たち。今回は、江東区内にある介護施設で働く森本真美さん(仮名・38歳)にお話を伺いました。

彼女はバツイチで、月収は10万円。仕事もいつまでできるかわからないし、先細りするのは目に見えている。千葉県我孫子市内の実家で、アルコール依存症の母親と2人暮らしをしています。元商社マンだった父親は、10年前に早期退職した後に不動産投資をするも失敗。今は沖縄のリゾート施設の住み込み従業員をしており、7年間ほど会っていないと言います。

真美さんが、今の状況になっているのは、離婚が原因だと言います。

「元夫とは10年前にSNSの『mixi』で知り合い結婚しました。私が入っていた戦国時代が好きな人が集まるコミュニティがあり、そのオフ会で知り合ったんです。見た目はブサイクだし、私より2歳も年下なのに薄毛だし、圏外だったのですが、夫は私が大学時代にどうしても付き合いたかった大学出身で、誰もが知る大企業に勤めていたんです。そのオフ会を仕切っている男の人が私にいろんなセクハラ的な発言をしてくるので、元夫に相談したら、“守ってあげる”と言ってくれて、交際半年で結婚しました。私は大学を出てから派遣社員をしていたので、スパッと仕事を辞めて主婦になりました」

彼の父親は、神奈川県内で保険会社や中小企業向けのコンサルティングなどをしており、実家が裕福だったことも決め手となったといいます。

「母親は元夫が高校時代に乳がんで亡くなっているので、嫁姑問題もなくてラクだな……とも思いましたね。彼は会社員だったのですが、1人っ子なので、実家の財産が彼のところに来るのは、正直な話、魅力。結婚祝いに義父が私たちにマンションを提供してくれました。今思えば、この時期が私の黄金期です」

真美さんは、理想の結婚生活を送るために、元夫にさまざまな要求をする

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