仕事&マネー 【貧困女子】転職貧乏、カード自転車操業で会社から盗む贈答品と毎日ホケミ生活~その1~

入社して2週間で理恵さんは辞表を提出。会社は新卒の退職に慣れていたようで、あっさり受理されたとか。

「同期入社した人と後で話したら、パワハラ研修を真に受けて、怒ったり、達成できないと泣いたりする“真面目な人”だけが辞めていったそうです。仕事と自分個人を切り離し、“まあ仕事ってこんなもんだよね、デキないことはデキないんだからさ”というように、サボっていた人が、今も会社に残って高給取りになっているとか。正義感が強い私みたいな人は損しますね」

証券会社を辞めた後、パン屋さんでアルバイトをし、そこの正社員になったとか。

「おしゃれなパン屋さんで、そこが好きだったので、アルバイトをはじめました。周囲が高卒ばっかりだし、私の頑張りが認められて、半年で店長に、1年で正社員に昇格。早朝も大みそかもガンガン仕事して、毎日が充実していましたが、1年間毎日パンを作るのに飽きちゃって。それで転職しようと思いました」

理恵さんが辞めた理由はそれだけではありません。

「そこのパン屋さんは大手製粉会社が経営母体で、同じ社員でも私みたいな現場採用と、本部採用の社員では、待遇に天と地の開きがあると感じました。向うはスーツ着てるし、私は作業着だし。本部採用の新卒の子が、研修目的で偉そうにお店に来るのもカチンときて。当時、24歳でしたが、これからどんどん追い抜かれて行くし、ホントに好きなことを仕事にするにはどうしたらいいだろうと迷って、憧れていたマスコミやデザイン業界を目指しました」

そして25歳の時に、タウン誌の編集を手掛けるプロダクションに就職。

「見習社員の3か月間は、月収10万円でこき使われていました。寝る間もないくらい忙しかったけれど楽しかったですね。でも、クリエイティブなことは全くできなくて、毎日住所と電話番号の確認、資料集めなどで嫌気がさして、正社員になって6か月で辞めました」

その後は、美容業界、旅行代理店、飲食関連と脈絡ない転職を繰り返していきます。

「どれも地味な確認作業ばっかりなんですよ。書類を作ったり、資料を集めたり。美容業界にいたときは、毎月20誌の女性誌に掲載されているアイテムがどのブランドが何個であるかを、ひたすら数え続けていました。そんな誰でもできるような仕事は、私の仕事ではありません。どれだけ転職しても、自分に向いている仕事もわからない。転職を重ねるほど条件が悪くなっていく気がするし、実家に帰れば結婚しろと言われる。収入もどんどん落ちて行って、待遇も正社員採用は厳しいと感じるようになりました」

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がんばっても報われない。日々積っていく終わらない雑用に転職を繰り返す。

 

やりたい仕事が見つからない。でも華やかでデキる女になりたい……転職の果ての転落とは!? ~その2~

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