仕事&マネー 【貧困女子】容姿差別!パワハラ社長のメンタル支配に、トイレで食べる弁当、消えないダニの刺し跡~その2~

数年前までは普通の生活をしていたのに、気が付けば貧困と言われる状況になってしまった女性たち。今回お話を伺ったのは、都内のデザイン事務所で契約社員として働く森田弥生さん(仮名・35歳)。都内の専門学校を卒業してから、ブラック企業を転々としており、現在の手取りの収入は18万円。借金は100万円あり、借金の原因は生活費が足りない分をちょこちょこ借りていたら金額がまとまってしまったのだといいます。

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広告代理店の孫請けという立場上、NOと言えない。そこで弱い立場の人に、全てのしわ寄せが行く。椅子を蹴られながら“ブス”といわれる状況で、なぜ転職を考えないのでしょうか。

「平日は徹夜しますが、日曜日が完全に休めることがありがたくて。私、クリスチャンの家庭に育ったので、日曜日に休めないことが心情的に辛いんです。あとはデザイナーでいたい、というのがあると思います。私が担当しているのは、大手が経営している激安居酒屋のメニューやポスター、店内ポップなどの仕事なのですが、私のデザインで売り上げが伸びたと言われるとうれしくて。誰でもできる仕事をしたくない、というプライドはあります」

お話を伺っていると、収入面でも社会的立場の面でも、大手企業が経営するスーパーやコンビニの店員さんのほうが、有休があったり、相応の給料がもらえています。

「私、管理されるのが嫌いなんです。それに私より劣っている人に、仕事を習うのもイヤ。以前、ファストフード店でアルバイトしたのですが、3日で辞めました。あの“部品になる”という感覚と、バイト同士の仲間意識みたいなものが苦手。それなら、社長に“ブスは社畜なんだよ”と言われながら働いている方がマシ」

弥生さんの話を聞いていると、“聞き捨てならない”と思うワードがたくさん出てきます。そこには、見下しつつ尊重し、支えながら突き放すというような雰囲気を含んでいます。弥生さんはレモンクリーム色のオフショルニットを着ており、胸元が広く開いている。胸の上部に、赤い斑点があります。

睡眠不足と赤い斑点、抜けない疲れが蓄積し、過食に走る……

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