仕事&マネー 【貧困女子】元弁護士志望は老人限定の”パパ活”生活。自宅浮気から転落した月収15万円~その2~

数年前までは普通の生活をしていたのに、気が付けば貧困と言われる状況になってしまった女性たち。

今回お話を伺ったのは、現在アルバイトをしながら病気療養中の今井真知子さん(仮名・39歳)。彼女は八王子にある大学を卒業後、ロースクールに通い、弁護士を目指すけれど、24歳で結婚し勉強を中断。34歳で離婚してから5年間、食うや食わずの生活を続けています。現在は、東京都杉並区内の家賃4万円の知人が持っている木造アパートに住んでいるとか。

現在の収入は、フリマアプリの利益も含めて月15万程度だと言います。

「一度も社会人経験がないから、どんな会社にも採用されないし、仕事は製造や清掃、販売スタッフの仕事ばかり。安い時給で道具みたいに使われるのが嫌だし、うつ気味なので毎日定時に出社できません。それでも子どもがいれば頑張れるんでしょうけれど、私には家族がいません。父親は亡くなっているし、母は別の男性と住んでいる。元夫は5年前に私と離婚した後、政治家の支援活動に心血を注ぎ、同じ活動をしている専業主婦の女性といい感じになっているみたいです」

真知子さんの収入源について、何回か聞いたのですが、言葉を濁します。

「私、ずっと頑張って生きてきたんです。勉強も頑張って、スポーツも苦手だけど努力して、結婚してからもいい奥さんになれるように努力して。それでも報われないのは女だからなんでしょうかね。仕事というのは、いわゆる、“パパ活”的なやつです。60代後半の父世代の男性とデートしたり恋愛関係になったりして、お金をもらっています。彼らとは、出会い系サイトやTwitterで知り合います。みんな奥さんに粗大ごみ扱いされているから、私といる時間が癒しだと言うんですよね。高円寺駅とか大塚駅とか、ラブホテルがあるちょっと場末の街で夕方に待ち合わせて、せんべろ的な飲み屋さんでご飯食べて、ホテルに行きます。その後、22時くらいに解散して1~2万円くらいかな。時給にすると2500円くらい。こちらから“お金をちょうだい”と言うと、値切って来るから、“食べるものがない”とか“誰も友達がいなくて寂しい”と事実を伝えます。するとみんな憐れんでお金をくれるんですよ。一時期、ちょっとうつ状態が激しくなって痩せたとき、デートの後にスーパーでお米を買ってくれた人もいましたね。今でもその人は、帰りがけにコンビニでバームクーヘンやパン、チョコレートを買ってくれます。総入れ歯の73歳の薄毛のおじいちゃんで、すっごく口が臭くてキスもしたくない人なんですけれどね」

今、住んでいる家も、真知子さんが付き合っている男性が持っている物件だとか。

「といても、私なんかを相手にするのは、あんまりお金がない人ばかりですよ。今の家も、1階の一番日が当たらない部屋に70歳の彼夫婦が住んでいて、私は人気がない2階の真ん中の部屋に住んでいます。このアパート、生活保護を受けているおばあさんとか、地方から上京してきたばかりの美容師さんの見習いとかが住んでいる物件ですから、想像しているようなお金持ちではありません」

アパートを割安で貸してくれる彼には妻がいる。デートはどこで行なっているんですか?

「私の家ですよ。奥さんが毎週、フラダンスを習いに神奈川県の藤沢市まで行くので、そのスキにウチに来ています。私がご飯を作って、彼がかつてから望んでいたという、エプロンや男物のワイシャツを着て甘えるとか、そういうことをしてあげています」

将来につながる仕事にはならないことは、自分が一番よくわかっている……と続ける

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