仕事&マネー 【貧困女子】AV出演の呪いで病む心、暗闇で見るドラマと老母の介護……貢ぎ体質バツ2女子の夢は温泉旅行~その2~

数年前までは普通の生活をしていたのに、気が付けば貧困と言われる状況になってしまった女性たち。

現在、病気療養中の里中陽子さん(仮名・39歳)。彼女は神奈川県に住んでいます。29歳と37歳のときに結婚するも、2回とも離婚。都内の中堅大学を2年の時に中退してから、日本を代表するような有名企業の孫会社に正社員採用されたことも。しかし、今はホルモンバランスが崩れて、パンパンにむくんでしまい、働く自信がないと言います。

貯金を切り崩し、親の援助で生活しており、光熱費の節約のために電気もほとんどつけない生活をしています。

 「働くどころか、父と母と、古くからの知人……それも友達じゃない人しか会いたくないですもん。女友達はいたけれど、やっぱり向こうは結婚して子供ができて幸せになっているし、こっちも見栄があるから会えない。やっぱり“かわいそう”って思われたくないのかも。そもそもこんなにパンパンになっているから、憐れまれてしまうのがイヤ。こうして親やお医者さん以外の人と話すのは、本当に久しぶり。なんでこんな人生になっちゃったのかなと思ったり、元夫はなぜ私と離婚したんだろうと泣いているだけの毎日だから」

女の階級の最上位にいるのは、働く母だと思う、と陽子さんは続けます。

「頑張って家庭を維持して、子供を産み育てて仕事もするって、まさに神。私は生理不順が激しかったからなかなか妊娠しなかったし。それに結婚している間、家事を完璧にしていたから、1日何時間あっても足りなくて、子供なんて無理でしょ。徹夜してレンジフードを掃除したこともあったし。料理だってきちんと作っていたから、その買い物だけでも大変だったな。味噌汁ひとつ作るだけでも、煮干しの頭と内臓を取って、カツオと昆布でだしをとって、味噌漉しで溶いて……というふうにやっていたから。今はもうインスタント味噌汁を作るのもめんどくさいけれど、元夫を本当に好きだったから、頑張れた」

陽子さんのキャリアについて伺うと、大学を中退した後、専門学校でSEの勉強をして、有名企業の孫会社に就職。29歳で最初の結婚をするまでの8年間、3社を転々とする。30歳で離婚して、37歳で再婚する間も、3社に転職している。いずれも契約などの非正規雇用とはいえ、転職の回数が多い。2回の離婚も、完璧に家事をして、メンタルを病むほど相手を心の奥底から愛していたといいます。どうして、別れを告げられてしまうのでしょうか?

「これは親にも言っていないのですが、フーゾクで働いていたことがあったんですよ。それから、ちょこっとAVに出たことがあって……。大学2年の時にすっごい好きな男の子がいて、彼を振り向かせるために、お弁当をつくったりプレゼントしたりして、やっと男女の関係になれたんです。彼は地方出身で学生寮に入っていて、私が自由に出入りできなかった。だから、高円寺にアパートを借りることにしました。事実上の半同棲だったんですけど、生活って思った以上にめちゃくちゃお金がかかるんですよね。彼とはずっと一緒にいたいけれど、お金が足りない。普通のバイトをしていては全然稼げない。だから手っ取り早く稼ごうとして、最初はキャバで、それからフーゾクで、AVにも出た。それが私の呪いみたいに、つきまとうことに」

陽子さんが出演したAVの内容とは?VHSビデオからネット拡散時代になった恐怖……

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