仕事&マネー 【貧困女子】抜け出せた!ゴキブリの死骸とホコリまみれの汚部屋を断捨離したアラフォー女子の変化~その2~

数年前までは普通の生活をしていたのに、気が付けば貧困と言われる状況になってしまった女性たち。

今回、お話を伺ったのは、2年前にインタビューをした佐田友里さん(40歳・仮名)。彼女の当時の生活の様子は、「汚部屋在住アラフォー女子、転職貧乏、貯金ゼロ」(2015年9月12日)で紹介しています。

友里さんはブラックなデザイン会社で寝る間も惜しんで働き、手取りは16万円。モラハラ的な男性と不毛な恋愛を繰り返し、汚部屋で眠る日々を続けていたけれど、不倫相手の元上司に大学時代の作品をけなされたことで、全て捨てることを決意。1か月かけて、6畳2間のアパートをほぼ空にしたそうです。

「捨てても捨てても床が見えないんですよ。デザイン雑誌、資格の資料、衝動買いした文房具、画材、ポケットティッシュ、写真、洋服、未開封の通販の箱などが家の中で地層になっていましたからね。本や雑誌は資源ごみに出しましたけど、あとは分別だけして捨てました。1収集日に3袋とノルマを決めて、ガンガン出しましたね。これから使うかもしれないとか、思い出のものだとかは全然考えなかったです。驚いたのは、家の中にパワーストーンブレスレットが10本もあったんですよ。それも捨てました。もういいかな……って」

縁結びや開運などのお守りが30個以上も出てきたとか。

「やりかけの御朱印帳とか、鈴とか、お札とか全然記憶にないのに粗末にしていて。袋に入れっぱなしのものもたくさんありました。一時期神社巡りをしていたから、そのときにいただいたんでしょうね。そのすべてを近所の神社の古札納所に持って行きました。もちろんお賽銭もきちんとしましたよ。家にいろんなものをため込んでいるから、私は貧乏になって不幸になるんだと、痛感しました」

10年以上マトモに掃除をしていなかったから、ゴキブリの死骸も何匹か出て来たとか。さらに、ホコリとダニが激しくて、気分が悪くなったそうです。

「咳き込んで熱が出ても、ゴミを出し続けました。そしたら少しずつ気分が前向きになっていったんですよ。家の居心地がよくなったから、自宅にいる時間が長くなったのですが、やはり築30年以上のボロアパートは居心地が悪い。持っている荷物が10分の1以下になると、引っ越しも考えられるようになって、そのためにきちんと稼ごうと思うようになりました」

不倫関係も悪化の一途をたどっていたのと、仕事内容について考え直す余裕が生まれて、心機一転、転職に向けて動き出したとか。

「性格的にきちんとした会社に向いていないのはよくわかっているので、フリーで活躍している先輩に相談したら、仕事を手伝ってと言われ、フリーとして仕事をすることになったんです。会社を辞めたのが、家がすっかりきれいになった3月末で、あの時は凄く桜がキレイでしたね。それからすぐに、先輩のお手伝いに入り、複数の仕事を掛け持ちしていたら、あっという間に月に20万円以上稼げるようになったんですよ。前の会社で“とにかく早く仕上げる”ということが叩き込まれていたので、それが良かったみたいです」

独立して半年で、平均すると30万円以上稼げるようになった

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