仕事&マネー 【貧困女子】インスタに高級鍋、情報弱者がハマる浄水器とサプリメント……カモられ続ける無職女性の借金人生~その1~

とはいえ、父親は生活費や大学の進学費用は出してくれたそうです。

「たぶん、手切れ金みたいなもんだと思うんですけどね。最初に大学に行ったときはビックリしましたよ。おしゃれな男の子がいっぱいいて、みんなひょろっとしていてカッコいい。女だからとバカにする人も少なかった。私はイケてる男の子達と同じグループに入り、遊ぶようになったんです」

結子さんは、男子間の友情をもてあそぶかのように、全ての男性と男女の仲になってしまいます。

「それまで、“男の子の家に泊まったら、恋愛関係にならなくちゃいけない”っていう思い込みがあったんです。大学のそばで飲んでいて、千葉の祖母の家まで帰るためには終電が22時台。帰れなくなると、誰かの家に泊まる。男の子はベッドを貸してくれて、自分は床に寝る。そうすると、自分に魅力がないんじゃないか、嫌われるんじゃないかと思って、自分から恋愛関係になってしまうんですよ。男友達だけでなく、先生とも男女の関係になったかな。それが1年もしないうちに皆にバレて、超不名誉なあだ名をつけられました。みんなから無視されるようになり、大学に行きたくなくなり、2年生になる前に中退しました」

それからは、都内のファミレスで働き始めます。学校を辞めたことについて、祖母も父も何も言わなかったそう。

「父はお金がかからなくなってホッとしたと思いますし、祖母も私が大学に行くようになってから、大っぴらに彼氏を家に連れ込むようになった。居場所がないから、いろんな人の所を転々としていた。20歳の時に、当時28歳だったファミレスの同僚の男と、大久保の古いマンションで半同棲を始めました。そいつが有名なネットワークビジネスのディストリビューターだったんですよね。“いつか金持ちになって、もっといい生活をしてやる”というのが口癖だった。休みの日には友達を勧誘して、その友達に友達を勧誘させて……という活動をしていたんですよ」

結子さんは古アパートでおしゃれなテーブルの写真を撮影し、写真SNSにアップし続けている。

着色肉の毒を抜く浄水器に150万円、借金200万円の返済を父親に相談するも絶望的な返事が……~その2~に続きます。

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