仕事&マネー 【貧困女子】元読者モデルの妊活別居、妻の理想を背負いきれなくなった夫の逃亡と転落生活……~その2~

「仕事を辞めてから数年で、誰からも声がかからなくなりました。写真のSNSが流行っても、アップする写真すらない。料理をアップすることも考えたのですが、みんなプロみたいだし、それは子供のために作っている。結婚9年目で、夫が地方支社に勤務することになった。一緒に行くかどうか聞かれたのですが、私は東京を離れたくない。そもそも、運転免許を持っていないし、ショッピングモールしかない田舎で生活したくない。そう伝えたら、『俺も妊活なんてしたくなかったんだよ!』と逆ギレ。『私がお金を出したんじゃない。あなたは満足に稼いでないし、妻を幸せにさえできない人が何を言うのよ』と不満をぶちまけたら、大ゲンカに発展。夫の年収が低いこと。実家がサポートしてくれないこと、レスになり妊活を私任せにした恨みを全て夫に伝えたら、黙ってしまったんです」

地方転勤まで2週間という時期に、家賃補助が出なくなるので、それまでの家を引っ越すことになります。夫は妻である玲香さん用に狭いボロアパート契約し、玲香さんはそこに住むことになったのです。

「ホントに信じられなかった。夫の実家ってマンションも持っているのに、そこには入れてくれないんです。4万円の家賃も最初は払ってくれていたのに、2か月目に『もう払えない』と言ってきて、生活費の振り込みもストップ。音信不通になりました。それからはインスタントラーメンとモヤシと卵しか食べられないから、肌の調子が悪くなって、メンタルをやられる。一時期は死ぬことも考えました。貯金残高や友達の今の生活のことを考えると『死にたい』という言葉が口から出てくるんです」

玲香さんが追い詰められたのは、就職活動がうまくいかないから。

「契約社員の面接でも落とされるんです。どこが空前の人手不足なんだ、と思います。落とされると人格を否定されたような気分になるんですよ。貯金がどんどんなくなっていくから不安になるんです。前に読モ時代に知り合った友達の仕事を手伝いつつ、あと30万円になってしまった貯金を食いつぶしながら生きています」

結婚生活で、望むものを何一つ得られなかった、と語る玲香さん。

「結婚すれば幸せになれると思っていたのに、ひとつも幸せになれない。今は心療内科に通いつつ、人生を変えるスピリチュアルメソッドを学んでいます。この先生の認定講師になれば、ザクザクお金が入って来るだけでなく、私のコーチングを人に教えることができる。受講料の70万円は、茨城に住む父に出してもらいました」

夫みたいな“ぱっと見、優しそうで人当たりがいい人”が一番の悪人だ、と続けます。

「だって、人をだますじゃないですか。結婚したのに幸せにしてくれないんですから。他にも、友達なのに悪口を言ったり、調子がいいことばかり言って、不幸な私を面白がっていたり。でもこの先生は厳しくとも真実を教えてくれるんです。私が幸せになれない原因は、幼少期のトラウマと、自分を受け入れていないからだそうです」

セミナーの日は、思いっきりおしゃれをして行くそうです。

「先生も一流ブランドの服やバッグを身につけていますし、受講生もキレイでかわいい人ばかり。絶対に負けたくないから、服やお土産のシャンパンなどを購入するうちに、クレジットカードの請求額が30万円に。これをリボ払いに切り替えて返済しつつ、今後のことを考えていこうと思います」

普段はインスタントラーメンを食べていても、月に1回のセミナーの懇親会では3000円のランチを食べる。現金で払わなければならないので、その出費も痛い。

1 2