堅実女子ニュース&まとめ 【沼にはまる女たち】「食事に行こう」は「焼肉おごれ」という意味!?真面目な堅実女子がハマった貧乏バンドマン沼~その2~

どこいでもいる女性が気が付くと、その世界の『沼』にハマってしまったケースを紹介する同シリーズ。今回お話を伺った愛さん(33歳・仮名)は、新卒で入社した会社で真面目に働きながらも、友人に誘われて行った音楽ライブで、貧乏バンドマンの悟史さん(仮名)にハマってしまいます。悟史さんが「焼肉をおごってほしい」と言ってきたにもかかわらず、悟史さん自身の連絡先を教えてもらえなかったことから、若手バンドマンの中田さん(仮名)とも関わるようになった愛さん。それがさらに沼にハマり、また反対に、沼を抜け出すきっかけに……。~その1~はコチラ

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「中田は、バンドマンとしても全然魅力がない人でしたね。自分たちで作詞作曲をしているバンドのボーカルでしたが、歌は下手だし、心にも響かない。見た目も小柄で小太りと、はっきり言って悪かったんです。ただ、気立てはとてもよくて、『悟史さんには俺も普段からお世話になっているので、愛さんと悟史さんが焼肉に行くなら、俺がセッティングしますよ』と言ってくれたんです。中田と悟史の話をしているうちに、自分が悟史のことを本気で好きになってしまったことを自覚しました。中田に電話で悟史とのことを相談していたら、私は感極まって泣いてしまって。それでも中田はやさしく聞いてくれたので、中田はいい人なんだと、浅はかにも考えてしまいました」

“いい人”だったはずの存在に襲われる羽目に

愛さんは、中田さんにお礼をしようと考えたのだと言います。

「そのうち私も、悟史と焼肉に行くことは、さすがに諦めました。ライブ後に、悟史に焼肉の話をしても、『タン塩いっぱい食べちゃうからね!おごってよ!』としか言われなくなっていましたし(笑)。悟史のことは、あくまでファンとして応援することを決意して、悟史のことで真剣に相談に乗ってくれた中田には、お礼をしたいと思ったんです」

そこで愛さんが考えたお礼は、中田さんとカラオケに行くことでした。

「カラオケなら、思う存分歌の練習ができるじゃないですか。『相談に乗ってくれたお礼がしたいから、一緒にカラオケに行かない?』と中田を誘ったら、すぐにOKしてくれました。まさか、カラオケに行くことであんなことになるとは、さすがに思ってもみなかったので……」

愛さんは、この話になると、心底不愉快そうな顔になりました。

「カラオケの部屋に入るなり、中田が私の肩を抱いてきたんです。『私たち、そういう関係じゃないよね?』とやんわり言って距離を置いたら、中田が逆上して。『そういうつもりだから誘ってきたんだろうが!本命のカキタレ(体だけの女)にもなれないブスが、調子に乗るなよ!』と、カラオケのソファに押し倒されました。犯される、じゃなくて、殺される、って思いましたね。それぐらい恐怖を感じました。私が恐怖のあまりに泣き出したら、中田は冷静になったのか、『ごめん』と言って私を解放しました。私は大急ぎで走って帰りました」

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