堅実女子ニュース&まとめ 今年ブレイクするのはこの人!――2019年注目の4人の俳優

新しい才能の発見はいつだって楽しい。年齢を超えて完成された演技力で観客を黙らせる女優、その透き通るような美しさが映画を照らすイケメン君、役柄によってガラリと印象を変えるふてぶてしいまでの存在感の個性派……始まったばかりの2019年、必ずやブレークを果たすのはこの人だ!

恐るべき16歳、清原果耶と鋭い存在感を放つ笠松将

俳優の枠を軽~く超え、つぎに何をしでかすのかが気になる山田孝之。彼が初めて裏方であるプロデューサーに徹した映画『デイアンドナイト』で、ヒロイン的立ち位置にいるのが清原果耶だ。この人の演技はほんと~に、ヤバい。映画『3月のライオン』ではこれまた超・演技派の神木隆之介を向こうに回して堂々と迫真の演技を披露。このときまだ中学生、朝ドラ『あさが来た』でデビューして2年目。それでこの完成度!?と度肝を抜かれた人も多いはず。

そんな彼女が「憧れていて特別な存在」という吉高由里子が「私のように平気で人を殺す人間は……」と淡々と語る主人公を演じた映画『ユリゴコロ』では、その幼少時代を演じた。黙っていても背後から静かに立ち上るような負のオーラ!決して多くない登場シーンでも、確実に爪痕を残す本物感があった。

そして映画『デイアンドナイト』だ。とにかくこの映画は安藤政信、田中哲司と脇役に至るまで、その演技が見応えたっぷり。ありふれた風景を映画的な美に満ちた画に昇華させた映像は映画館の暗闇の中、大きなスクリーンで観るに値すると思わせる。そのなかでも、児童養護施設で暮らす大野奈々を演じる清原は際立っている。36歳の阿部進之介が演じる主人公の明石はその施設で働いているのだが、そんな年の離れた男をごく自然に翻弄するかのようなシーンでの説得力はどうよ。口数が少なく、何を考えているのかいまひとつわかりづらい明石の優しさを見抜いている少女を、清原は奥行きのある演技で見せている。オーディションでプロデューサーの山田孝之を泣かせた(!)というエピソードも、ますます本物感を加速。

まだ十代なのに、貫禄すら感じる清原果耶。

『デイアンドナイト』(配給:日活)
●企画・原案/阿部進之介 ●脚本/藤井直人、小寺和久、山田孝之 ●監督/藤井直人 ●出演/ 阿部進之介、安藤政信、清原果耶、笠松将、田中哲司 ●1月26日全国公開
(c)2019「デイアンドナイト」製作委員会

この映画にはもう一人、注目株が。金髪のヤンキー君を演じる笠松将。安藤政信演じる北村は奈々が暮らす施設のオーナーなのだが、彼には裏の顔があり、ある犯罪集団を率いている。金髪のヤンキー君はそのメンバーで、登場するシーンは決して多くない。でもホンの一瞬、お!やるな!と思わせるカットが。どんなときにも前に出過ぎることはないけれど、ここぞのときにさらりと、でも確実に爪痕を残す。それもまた清原同様に、本物の証。

実は彼、欅坂46の平手友梨奈が主演した映画『響-HIBIKI-』にも出演していたのだが、比べて観てみたらかなりビックリするはず。まったくの別人に見えるから。ナマで見る彼は意外と背が高く、首が長く、切れ長の目がとにかく鋭い(でも笑うとカワイイ)。お芝居に対しては驚くほど生真面目でもあって、いろんな役にハマりそうな予感。桜田通と共演する青春映画『ラ』が4月5日公開予定だ。

田舎のヤンキー風金髪がお似合いな笠松将。爬虫類系の顔立ちが好きな女子にはたまらない⁉ (c)2019「デイアンドナイト」製作委員会

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