働く30代、今から認知症になるのが不安…予防する方法はある?アンチエイジングのプロに聞く!

働く30代、今から認知症になるのが不安…予防する方法はある?アンチエイジングのプロに聞く!

働く30代、40代のプチ不調の改善法や、簡単に取り入れられるハッピーエイジングのための生活習慣を、予防医学のプロに伺います。第5回は認知症について。目まぐるしい日々のせいで、「昨日のランチさえ、何を食べたか一瞬思い出せない自分にゾッとする」「カレンダーにすぐメモしておかないと予定が記憶から抜けてしまうことが増えた」など、自分の脳の機能低下を老化と結びつけて考える人は少なくありません。そこで頭をよぎるのが認知症です。認知症を予防することはできるのでしょうか。アメリカの最先端予防医療に詳しい虎の門中村康宏クリニックの院長、中村康宏さんに教えていただきます。

質問「祖父に認知症の症状がではじめました。認知症は遺伝的な要素も強いと聞き、自分もなるのでは……と不安です。予防する方法はありますか」(32歳・営業)

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予防可能な認知症の危険因子もある

認知症の危険因子は年齢などの予防不可能なものと、予防可能なものに分類されます。予防不可能なものについては、残念ながら対策が打てませんが、予防可能な要因を改善することによって3割以上の認知症を予防することができます。つまり、3人にひとりは認知症を予防できるのです。

予防できる認知症の危険因子には、以下の9つがあります。

●中年期の聴力低下 9%

●中等教育の未修了 8%

●喫煙 5%

●うつ 4%

●運動不足 3%

●*社会的孤立 2%  *社会的孤立:家族や友人との関わりが薄れること

●高血圧 2%

●肥満 1%

●2型糖尿病 1%

これらを見ると精神的ストレスや生活習慣病による脳内に発生する「酸化ストレス」が原因が多いことがわかります。

「酸化ストレス」が認知症の原因に

リストの3つ、高血圧、肥満、2型糖尿病は生活習慣病に数えられるものです。

高血圧は、高血圧と別の病気との合併により、脳虚血の悪化を引き起こし、血管性認知症の発症、進行に関与することがわかっています。また、脳内に異常タンパクが蓄積されやすくなりアルツハイマー病変も加速されることが推定されています。

一方、認知症発症に関わる糖尿病のメカニズムは多様で、認知症に直結する血管病変や異常たんぱく質を作るほかに、糖毒性、酸化ストレス、高血糖・低血糖からなる代謝性変化などが重複して作用します。糖尿病治療ガイドラインによると「高齢糖尿病患者の認知症リスクは、アルツハイマー病および脳血管性認知症ともに非糖尿病者の2〜4倍である」と明記されています。

そして、コレステロール代謝異常が異常タンパクの産生や蓄積、神経細胞変性に関与するという報告が多く認められます。さらに、統計学的にも、コレステロールとアルツハイマー病発症との関連は数多くの論文で指摘されています。最近の研究では、コレステロール治療薬の「スタチン」がアルツハイマー病発症を約半数程度にまで抑制したことが報告され、スタチンのもつ多面的な効果が期待されています。

これら、生活習慣病による認知症の発症は、酸化ストレスによる「活性酸素病」と考えられています。たとえば脳は、体重の約2%の重量で全身の20〜25%の酸素を消費しますが、酸化されやすい不飽和脂肪酸を多く含む上に抗酸化酵素の発現は低く、酸化ストレスに特に脆弱である臓器と考えられています。 そのため、活性酸素が増えてしまうと、機能が低下し、認知症を引き起こす要因になるのです。

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