【沼にはまる女たち】禁止されるまで気づかなかったアルコール依存。家族に黙って飲む、ネットカフェでの至福の一杯~その1~

【沼にはまる女たち】禁止されるまで気づかなかったアルコール依存。家族に黙って飲む、ネットカフェでの至福の一杯~その1~

最初は父の晩酌相手から。飲み会では強いキャラが定着して甘いカクテルを注文できなくなった

春香さんが初めてお酒を飲んだのは、父親の晩酌相手だったそう。最初に飲んだビールは苦く、飲み始めた頃は缶チューハイなど甘めのお酒を好んで飲んでいたと言います。

「父親は私が初めて晩酌相手をした時は本当に嬉しそうで、その顔はずっと覚えていますね。初めてのお酒は、父親の飲んでいた瓶ビールを注いでもらったんです。私の家は酒屋から瓶ビールを定期的に頼んでいて、いつもベランダに20本入りが2ケースもストックされていましたから。

最初に飲んだビールはおいしくなかったです。なぜこんなにまずいものにジュースの倍近くの値段を払ってまで飲むなんて、おかしいとさえ思っていましたね。父親は私がビールを苦手だと伝えると、晩酌相手をしてほしいために仕事終わりに甘いカクテルや、缶チューハイをよく買ってきてくれました。それがジュースみたいでおいしかったから、いつしか父親がいなくても食事終わりに毎日飲むようになっていきました」

大学では、みんなで体育館を貸し切ってスポーツをしたり、キャンプに行ったりするイベントサークルに入り、そこでも飲み会を重ねます。そこでは男性にも負けないお酒の強さを発揮してしまい、あまり楽しくなかったそう。

「みんなが次々に酔っていくのに、私は全然シラフのままで……。しまいには、酔っ払ってつぶれていく人たちの介抱をしなくちゃいけないポジションになったんです。それが本当に面倒臭かった。

それに、他の女の子がかわいく酔っ払う姿も羨ましかったですね。私はお酒が強いキャラが定着して、甘いカクテルを注文できなくなっていました。だからおいしいと思ってないのに、ビールやハイボール、焼酎を飲み続けて。でも、不思議といつからかおいしく感じていきました」

飲み会はお酒を楽しむ時間ではなく、我慢をさせられる場所といった認識が春香さんの中で芽生え、飲み会に参加しなくなっていきます。そして、そこからお酒の強い友人を選んでお酒を楽しむようになります。

「本当に楽でした。強い子はつぶれないし、お酒が好きな子が多いのでゆっくり楽しめるというか。でもお酒が強い子と飲むと、安い居酒屋でも1人7000円くらいかかってしまって……。その時は仕事を始めたばかりの時期でお金も厳しいので、友人の家で宅飲みをするようになりました。そこから閉店や終電など時間を気にすることがなくなっていきましたね」

お酒が強い春香さんは二日酔いになることはなく、毎日でも飲み続けられたと言う。

宅飲みを続けていく中で、飲みの場ではなくお酒の味が好きだと気付きます。そして、結婚生活2年ほどで離婚をしたことで眠るためにお酒の力を借りるようになり……。~その2~に続きます。

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