「フリュー株式会社」では、終わりが近づく平成時代のさまざまなトレンドを振り返る「平成JKの世代別トレンド比較」実施。平成元年(1989年)、平成8年(1996年)、平成30年(2018年)の各世代におけるさまざまな女子高生の流行を比較していますが、今回調査テーマとなったのは「制服」。当時履いている靴下や、さらにはスカートの長さなどをそれぞれ調査しています。
一世を風靡した「ルーズソックス」、現在はほぼ絶滅状態!
まず注目したのは「靴下」。今回の調査対象である平成8年はちょうど“コギャルブーム”のど真ん中で、当時爆発的に流行したのが「ルーズソックス」でした。この頃女子高生だったのは現在の30歳後半から40歳の世代ですが、当時かなりの確率で着用していたのではないでしょうか?
ではそんなルーズソックスを含め、平成の女子高生の靴下事情はどのように変化していったのでしょうか?結果は次のとおりです。

現在のルーズソックスの着用率は1%以下!現在のJKはこのソックスのことをどう感じるのでしょうか?
まず気になるのは「ルーズソックス」の瞬間風速。平成8年は半数以上ですが、平成元年や30年はほぼゼロです。そのかわりに現在の女子高生で一番着用率が高いのは「短めソックス」(39.5%)。この流行は平成元年にも起こっており、まさに30年で流行が一回転していることがわかります。ほか同じくらい支持されているのは「紺ハイソックス」(31.9%)。こちらは平成元年から徐々に増えているのが興味深いところです。

清楚なイメージがある紺のハイソックス。最近のJKはコギャル時代とまったく違います。