堅実女子ニュース&まとめ 絵本作家・ヨシタケシンスケさんは押され結婚!?「結婚したければプレゼン力が大事です」

人気絵本作家のヨシタケシンスケさんの文具のこと、プライベートのことを掘り下げる今企画。後編は奥さんとのなれそめ、さらには婚活女子へのアドバイスをいただきました!

絵本作家・ヨシタケシンスケさん「絵を描き始めたのは後ろ向きな気持ちから」 はコチラ

ヨシタケ・シンスケさん……絵本作家、イラストレーター。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。絵本デビュー作『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位を受賞し、その後も『りゆうがあります』(PHP研究所)、『もうぬげない』(ブロンズ新社)など多くの受賞作を持つ。プライベートでは2児の男の子の父親。

僕の中の一番のファンタジーとして絵本を書いている

――ヨシタケさんの描く絵本は、子供の思考がすごく出ているものが多いです。どのように考えて、絵本を描かれているのですか?

僕も気がつかなかったんですけど、どうやら僕の中身は子供のままみたいで(苦笑)。みなさんやっぱり大人になるにつれて中身も大人になっているみたいなんですよね。全員が僕と同じだと思っていたんですけど、色々と話を聞いていると、僕にはもちろん大人の部分もあるんですけど、大本の価値観の部分が子供の時に止まっているらしいっていうのがここ何年かでわかってきました。今年46歳になるんですが、いまだに大人は偉いなって、大人はすごいなと思いますから(笑)。それって完全に子供からの目線なんですよね。そうしようと思ったわけではなく、たまたまなんですけど、ずっと成長を止めたままの自分がいるらしくて。子供っぽくしようとかは思っていません。自然に考えたことが子供っぽいだけなんだと思います。

――今男の子のお子さんが2人いるとのことですが、お子さんとも同じ目線で、対等な感じで接しているのですか?

子どもはそれまた別な話で、親として言わないといけないことがいっぱいありますからね。やっぱり自分が子供の頃に「早くしなさい」って言われてできなかったように、今は大人側として子どもたちに言っても早くできないんですよ。でも、立場上言わなければいけないという大人側の事情が今はわかるし、逆にこういうことを言われるとイラっとするんだよなという子供の頃のことも覚えていて。大人は誰しもがどっちの立場も知っているわけだから、間のこの辺で手を打とうじゃないかという妥協案をできるはずなんですね。でも大人になると、忙しくてそれどころじゃないというところも知っていて。だからせめて、絵本の中では、こういうやりとりができればいいね、こういうやりとりができれば理想的なんだけどねっていうのを自分自身のためにも提案としてかたちにしたいという思いはありますね。自分自身がちゃんとできてないから。

絵本を読んでいる人からはさぞかし立派なお父さんなんでしょとよく言われるんですけど、全然そんなことはなくて(苦笑)。全然できていないからこそ、僕も本当はこうできたらいいんだけどなという、僕の中の一番のファンタジーとして絵本を書いているところがありますね。

――子供の頃からの経験を含め、子育てでここだけは絶対子どもたちに教えていこうという部分はありますか?

まぁ子育てで一番注意しているのは、うちは2人とも男の子なんで、「女性を怒らせても何もいいことがない」ということですかね。うちの嫁はけっこう感情的な人間で、「お母さんは感情を爆発させているときは何を言っても無駄だよね」っていうことをちゃんと教えたいなって。どうすれば自分の要求を、母親を怒らさずに通すにはどうすればいいかっていうのを教えられれば、他に教えることはないなと(笑)。それは一番大事なことだと思っているので。

「子育てで一番大切なことだと教えていることは『女性を怒らせないこと』」

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