【私の場合】玉の輿を蹴って婚約破棄、上京し契約社員に。女性に苦しいことを押し付ける社会にうんざり~その2~

【私の場合】玉の輿を蹴って婚約破棄、上京し契約社員に。女性に苦しいことを押し付ける社会にうんざり~その2~

ハリウッドから端を発した性暴力被害者に連帯する「#metoo」の世界的な広まり。多くのセレブや著名人が意思を表明しています。

吉田愛さん(37歳・仮名)は、関西地方にあるお嬢様大学出身。27歳の時に婚約していた男性と結婚をやめて、気持ちを切り替えるために上京してきました。

その1はこちら

「東京の会社には契約社員として入りました。それまで資材関係のメーカーに勤務していたのですが、IT系の仕事がしたかったので、ウェブ解析士の資格をとり、憧れの業種に入りました。でもIT関連会社って、正社員をあまり採用しないんですよね。役員以外はすべて契約で、実力がある人だけが正社員になるという世界でした」

男性は勤務半年で正社員になる人も多かったそう。しかし吉田さんは、3年経っても契約のままでした。

「人事の人に相談に行ったら、『考えてはいるんだけど、先にのびちゃってね』とお茶を濁され続けました。私はクライアントの獲得にも十分貢献して、プレゼン前には、徹夜でパワポの資料を作成しました。何度もダメ出しを食らいながらも、頑張ったんです。パワポが見にくいと言われたので、自腹でビジネスパーソン向けのパワポの教室にも通いました」

やる気と貢献度、実力が認められて、月給は手取り40万円、ボーナスは3か月分支給されるようになったけれど、身分は契約社員のままだったそうです。

「明言はしませんでしたが、私が女だから、正社員になれないんですよ。女性は結婚して仕事を辞めるかもしれない、妊娠して休むかもしれない、産休・育休後に復帰しないかもしれない……そんな“リスク”があるから、正社員になれなかったのだと思います」

正社員採用をちらつかせつつ、セクシャルハラスメントも受けたといいます。

「5歳年上の部長職の男性に、飲みに誘われました。みんなと飲むのかと思っていたら、私と2人っきり。こっちは契約を切られたら困るから、へらへらしちゃうじゃないですか。そういう“弱い部分”があることをいいことに、手を握ったり、膝に手を当てられたりしました」

周囲に女性がいて、生命線である仕事と無関係な相手なら、何か言えます。でも、ここで断ったら、正社員どころか、契約更新さえされないかもしれないのです。

「そもそも、体も立場も私よりも大きい男性と2人きりになってしまうと、何も言えません。だっていきなり怒って大声を出されたら怖いし、実績を積み重ねてきた会社を解雇されるかもしれない。それに、相手の求めに応じて、男女の仲になったとしても、口封じのためにクビになる可能性がある。どっちを選んでもムリゲーなんですよ。それに私は関西出身で、東京出身者が多いウチの会社で、関西弁が快く思われていないんです」

“方言を使う女の子は、モテるでしょ”と言われることもあるそうです。

「方言を使う女の子をかわいがるのは、関東近郊の男性だけですよ。心のどこかの部分で地方出身者を見下していると思うから」

結局、この会社は8年務めましたが、契約社員から正社員にはなれなかったそうです。

「もう悔しくて、あきらめ時もわからなくなったときに、『契約更新はしません』という通告が来て終わりました。どんなに努力してもダメなものはダメ。5歳年上の部長以外にも、いろいろ誘いはあったんです。そういうことを逆手にとれないと、ダメだったのかな」

 

シングルマザーの契約社員が、業務中に過労で倒れても、おそらく無補償

1 2
アプリ アラフォー iPhone 婚活 浮気事件簿 アラサー 貧困女子 美人探偵 時短 恋愛 不倫 浮気 運勢 金運 結婚 占い 恋愛講座 セカンド その1 恋愛運
賢人人気ランキング
人気記事ランキング
Specialコンテンツ
Information
シャアしてね!
ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。

ページトップへ▲
  • ABJマーク

    ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。