「JK」と呼ばれる女子高生とは違い、「JD」とはあまり呼ばれない女子大生。女子高生より段違いにお金を稼ぐことができる自由や地位もあるけれど、まだ自立はしていない彼女たち。JKのように記号化されにくいには、そんな微妙な立場にも関係しているかもしれません。
ガールズバー、撮影モデル、イベントスタッフ……今どきのアルバイトは多種多彩
「株式会社 KIRINZ」ではそんな女子大生500名を対象に、「アルバイト・収入」に関するアンケート調査を実施。まずは今どきの女子大生のアルバイト状況について調査したところ、以下のような結果となりました。
- 女子大生500名のアルバイト状況
1位 飲食店……138人
2位 していない……54人
3位 塾講師……38人
4位 カフェ……34人
5位 BAR……23人
6位 ガールズバー……15人
7位 売り子……11人
8位 イベントスタッフ……9人
9位 撮影モデル……7人
圧倒的に多いのは「飲食店」。続いて「していない」となり、3位には「塾講師」がランクインしていました。これは堅実女子が大学生だった時代と、おそらく変わらないのではないでしょうか?
その一方で昔はあまりなかったのは7位の「ガールズバー」。ガールズバーは2006年ごろから登場したショットバーで、大きな特徴は女性のバーテンダーが接客すること。ちなみにキャバクラなどとは違い、ガールズバーはあくまでも飲食店に分類されます。とはいえ「お客さんからドリンクをもらう」というノルマがある場合も多く、人気商売となっている面も。ただその分、時給は通常の飲食店よりも割高です。
また9位の「撮影モデル」も昔はなじみがありませんでしたが、最近は美容師の作品撮りでモデルになったり、SNS広告用の撮影モデルといった仕事があるようです。

キャバクラではなく、あくまでも飲食店のガールズバー。カウンター越しの接客なのも、女子大生にとっては安心なのでしょうか?