働き世代のガン発症…キャリアコンサルタントに聞いたリアルな話vol.2「同僚にはギリギリまで伝えることができなかった」

働き世代のガン発症…キャリアコンサルタントに聞いたリアルな話vol.2「同僚にはギリギリまで伝えることができなかった」

今は2人に1人がガンになる時代。そしてガン患者は高齢で疾患するものではなく、働き世代(AYA世代)である20~30代で発症してしまう人も年々増加傾向にあるそう。そしてAYA世代でガンを発症してしまった場合に直面する悩みは、仕事はもちろん、妊孕性(妊娠のしやすさ)の温存、そしてパートナー、親との関係性が挙げられます。2回目となる今回は、抗ガン剤などの治療にあたり、仕事や同僚への向き合い方を伺いました。

vol.1「告知を受けた時は頭が真っ白になり、何も自分の意見が言えなかった」はこちら

砂川未夏さん:キャリアコンサルタント・日本パステルホープアート協会 公認インストラクター。29歳で悪性リンパ種、39歳で乳がんを経験。 病気をなかなか受け入れられず、仕事やプライベートに悩み続けた経験から キャリアコンサルタントとなり、働く人のサードプレイスを作っている。 5年前から両立支援コンシェルジュとして活動中。

「命のほうが大事でしょう」と次々に決まっていく治療スケジュール。会社の理解がないと厳しいものだった

——再検査となり、大学病院で検査入院したとのことですが、すぐ入院となった時、会社にはどのような報告をしましたか?

私の場合は、有休を使って検査入院を5日間しました。検査だったから5日間と決まっていたので、有休を使えたんですよ。大学病院に初めて行った日の翌週からすぐ入院になったので、直属の上司にだけ現状を報告して、その他の同僚などには詳しくは話しませんでした。

——検査入院は急に直近で決められるものなんですか?

だいたいはそうじゃないでしょうか。私の場合は、「命のほうが大事でしょう」と医師から言われて。働いているとすぐに休める状況でないこともあって、結構抵抗しましたよ。でも、病院のベッドが空き次第と、病院の都合が優先されるんですよね。病気もはっきりしていないから、上司や会社にきちんと説明もできないし、ちゃんとした入院日も言えない。モヤモヤしましたね。医師は通院でする検査についても説明はしてくれるんです。でも、病院での検査は直近だと予約で埋まっていることが多いから、検査が長期間になってしまうと、入院での検査を勧められました。入院すると検査の予約がキャンセルになることもあり、隙間に入れることができると言われました。結果、その日のうちに入院手続きをして、上司にだけ現状を報告した感じですね。

——その時は正社員でしたか?

正社員でした。それに私は有休が残っていたし、勤めていた会社が休みがとりやすい会社だったので、そこは救われました。契約社員や、派遣社員の方なら私よりきつい状況だと思います。

——保険は入っていましたか?

入っていました。私が入っていたものは貯蓄型の終身医療保険で毎月2万5000円ずつ積み立てていくもので、女性特約(ガン特約)も紹介してくれた知り合いの言われるがままにつけていたんです。疾患したのは3か月ある受け取れない期間を超えていたので助かりました。

保険は1度疾患しても、やめなければずっと入っていられるので。ただ、私の場合は抗がん剤が入っていなかったので、最初の入院費しか出ませんでした。今は色々な種類の保険があるんですが、当時はまさか20代で病気になると思ってなくて、当時はちゃんと考えていませんでした。

AYA世代には、保険に入っていない人も多いです。独身の方が多いし、非正規だと保険に入る余裕がないと言う方もいました。まとまった貯蓄がなくて、親に払ってもらったと言う人もいますね。それに、傷病手当金や高額療養費制度など利用可能な制度を知らない方が多いんです。もし困っている人がいたら、がん診療連携拠点病院などに設置されている相談支援センターを利用してほしいですね。

若いAYA世代の中には、非正規雇用、保険未加入、治療費が払えない人が多いという。

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