堅実女子ニュース&まとめ 【沼にはまる女たち】10年間で6回転職。活躍できる場を探し国内・海外を模索した末、転職沼から自立の道へ〜その1〜

どうせすぐ辞めちゃうんでしょ?

退職後すぐに始めた転職活動では、ほとんど書類選考は通りません。たまに通過しても履歴書を見た面接官から、「嫌だって、すぐ辞めちゃうんでしょ?」「田舎に帰れば?」「うちはきちんと仕事をしてくれる人を探しているんです」と、お叱りを受けることもしばしばで、面接中に泣き出してしまうこともあったそう。

「恥ずかしい話、新卒早期退職の影響をそのときになってやっと痛感しました。当たり前ですよね。長く勤めた実績もない人間を信用しろっていう方が難しいですから。当時も第二新卒枠というものはありましたが、さすがに3か月での退職はどこからも厳しい評価でした」

お金の問題もあり、転職活動を続けながらも、すぐに仕事に就けるという理由で派遣社員になったハナさん。スキルも経験もほぼないので、ダンボールや書類の整理をしたりする仕事をしました。

「こんな状態になっているなんて、大学の友達には絶対言えない。早く軌道修正しなきゃっていつも思ってました」

なんとか手にした安定。でも……

転職活動を始めて半年ほど経ったとき、ある企業から契約社員として内定をもらいました。

「よっぽど人手不足だったのでしょうか。面接でこれまでのことは全く聞かれませんでした(笑)」

そこは大手企業のグループ会社ということで、福利厚生などいろいろと恵まれていたことに加え、英語を使った仕事というのが、ハナさんの自尊心をちょっとだけ満足させました。

女性の多い職場でそれなりに気を遣ったり、業務上大変なこともあったりしましたが、やりがいは確かに感じていたというハナさん。しかし、2年、3年と勤めるにつれて自分がそこにいることの違和感も大きくなっていったと言います。

「入社時は『こんな私を採用してくれてありがとうございます!』って感じですべてが有り難かったんです。でも、だんだん契約社員であることを気にするようになってきて。

いろいろと仕事ができるようになると、『あれもこれも挑戦したい』気持ちが大きくなってきたんです。だけど、それが許されるのは正社員だけ。一度、上司に相談してみたこともあるのですが、『何で契約社員なのにそんなこと言うの?』と一蹴されました」

「私にはもっと活躍できる場所があるはず!」結局3年で退職を決意したハナさん。次のステージとして選んだのは?〜その2〜に続きます。

転職すれば自分が活躍できると信じていた。

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