【貧困女子】院卒バイト35歳、高卒に使われる葛藤と老親の嘆きと不採用通知~その2~

【貧困女子】院卒バイト35歳、高卒に使われる葛藤と老親の嘆きと不採用通知~その2~

数年前までは普通の生活をしていたのに、気が付けば貧困と言われる状況になってしまった女性たち。

生野香織さん(仮名・35歳・アルバイト)は、名門私立大学の大学院を卒業した後、派遣社員やアルバイトをして、生計を立てていました。

その1はこちら

「大学院を卒業しても、大学に残ってほしいとは言われなかったので、仕事探しを始めました。先輩が勤務する会社や、誘いがあったシンクタンクなどの話を聞きに行ったら、どんな仕事も営業なんですよ。私、営業は絶対無理。絶対にやりたくない。内勤の仕事は一般職の人が担当しているし、研究だけしていればいい仕事って世の中にないんだと思いました」

大学院卒だと、仕事を教えてもらえないと感じたそう。

「新卒時なら、ビジネスマナー、一般常識、基本的な仕事など、なんでも教えてもらえるでしょうけれど、院卒って中途採用扱いになるように感じました。確かに、教授の補佐的なことはしていましたけれど、一般企業とはトーンもマナーも違います」

始める前からいろいろ無理だと思ってしまい、派遣社員に登録することに。

「自分が派遣社員になって驚いたのは、正社員との給料格差と、言われたことしかやってはいけないという、閉塞感です。正社員は、安定した給料をもらって好きなことをしているのに、派遣は言われた事務作業をしているだけ。人間扱いされていないと感じて、3か月でやめました」

この時期、香織さんは人生初の恋をします。相手は10歳年上で、派遣先の会社が入っていたオフィスビルに入っていた、別の会社の男性。グレーのスーツと銀縁眼鏡が印象的な、穏やかな“地味メン”。

「それまで男の人に興味を持ったことがなかったのですが、その人をエレベーターで見た瞬間、好きだと思い、私から告白しました。彼も院卒だったんです。建築系の会社だったのですが、『大卒の奴らの考えていることは、底が浅い』などと言っており、魂の同志に会えたような気分でした。待ち伏せして告白して、両想いになりました。でも、彼は妻子持ちだったのです。私にそれを隠していたんですよ」

正義感あふれる香織さんは、不倫は絶対に許せなかったそう。

「罪悪感と悔しさと、彼を好きな気持ちがすごすぎて、毎日泣いていました。結局、交際半年で奥さんにバレて、50万円の慰謝料を払わされ、別れました。これは兄に借りて、まだ返済できていません。そのあと、うつになって、2年ほど家事手伝いをしながら自宅静養していました」

2年間、家でゆっくりした後、社会に出るのが怖かった

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