女子のすぐ側にある恐怖|健康自慢のわたしに、ある朝、突然まさかのクモ膜下出血!生死を彷徨った結果、伝えたいと思ったこと~その1~

女子のすぐ側にある恐怖|健康自慢のわたしに、ある朝、突然まさかのクモ膜下出血!生死を彷徨った結果、伝えたいと思ったこと~その1~

平和で穏やかな日々を過ごしていたのに、あるきっかけで世にも恐ろしい体験をしてしまう……まさに一寸先は闇。一番怖いのは人間?それとも……?働く女性たちが体験した、「本当に怖いと思った」出来事を取材していく本シリーズ。今回は、東京都在住のみきさん(46歳)のお話です。

☆☆☆

初めまして、みきです。みなさん、健康に自信はありますか?
パワフルな働き女子であるSuits WOMAN読者の方々は、たまにハメもはずすけれど健康管理もしっかり行なっていると思います。

筆者もとても健康(というより頑丈)だし、周囲も健康な人という認識だろうし、働き続けて20年超えですが健康面で仕事に迷惑をかけたことはないのが自慢でした(二日酔いで使い物にならない、ということは多々ありますが……)。

そんな健康自慢の筆者が、まさかのクモ膜下出血に襲われたのです!!

今回は、私の発症と治療の経緯をはじめ、人生初の入院生活で感じたこと、伝えたいことなどをご紹介しますね。

◆死亡率が高いおそろしい病気。女性に多い点も見逃せない

フリーランスとして仕事をしていると、すべてはカラダが資本で、自分が倒れて仕事仲間に迷惑をかけたくない、健康管理は業務のひとつという心持ちで暮らしてきました。

運動は嫌いではないのでジム通いを習慣とし、食べることも料理することも好きなので自炊も苦痛ではありません。10年前には20年近くの悪習慣であった喫煙もやめ、朝まで痛飲することも激減しました。もともと美容や健康情報が大好きで、よいといわれるあらゆるものに散財してきました。そのおかげか、毎年受けている健康診断の数値はほぼA判定!アラフィフですが、風邪やインフルエンザにも無縁で年々ヘルシーになっているし、このまま死ぬまで大きな病気になることはないだろうとタカをくくっていたのです。

クモ膜下出血とは、脳を覆っている「くも膜」と「軟膜」の隙間にある動脈にできたコブが破れて出血を起こす病気で、脳卒中の一種です。即死が50%、即死を免れても発症日の死亡率は30%、命は助かっても歩行障害や失語症、高次機能障害で性格が変わってしまうなどの後遺症が残ることがほとんどとか。発症前の状態で社会復帰できるのは約25%という、なんともおそろしい病気なのです。しかも原因がよくわかっていないというから防ぎようもなく……。ほんと、いつ誰がなってもおかしくない病気ということを知っていただきたい。男性よりも女性に多い疾病らしいので、Suits WOMAN読者も他人事ではないはずです。

著名人にも多く、globeのKEIKOさん、星野源さんがクモ膜下出血罹患者です。ふたりを比べるとよくわかりますが、後遺症が残るかどうかでその後の人生は大きく変わってしまうのです。KEIKOさんの後遺症は重く、歌手活動はもちろん日常生活にも影響があるようですね。一方の星野源さんは再発も乗り越えて、歌手だけではなく俳優や執筆業にも活躍の場を広げて大活躍の超売れっ子になったのは言わずもがな。

後遺症が残るか否かは、「運」としか言いようがないそう。発症の発見が早かったか、病院の処置が的確だったか、などなど。わたしも奇跡的に後遺症がまったく残らず、発症前と何も変わらない日常を過ごしています。とはいえ、手術前は主治医に「死ぬか寝たきり、よくて車いす生活を覚悟してほしい」と宣告され、関係者の背筋を凍らせたとか。いまでこそ笑い話になっているし、仕事にもスムーズに復帰できましたが、当時はかなり深刻でのっぴきならない状況だったようです(本人は知らなかったけど!)。

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