6月に東京オリンピック観戦チケットの抽選があり、その悲喜こもごもは記憶に新しいところ。とはいえスポーツを生観戦する機会は、オリンピックだけではありません。その気になればあらゆるスポーツを現地で観戦することができますが、皆さんは普段からどのくらい生観戦をしているのでしょうか?今回は株式会社プラネットが行なった「スポーツ観戦に関する意識調査」をもとに、スポーツ観戦事情を考えてみます。
スポーツの生観戦をしているのは男性2割、女性1割
そもそも日本人はどのくらいの人がスポーツを観戦しているのでしょうか?国際大会やオリンピックなども含めた、男女別のスポーツ観戦の実情について調べた結果は以下の通りとなっています。
- 日本人の男女別によるスポーツ観戦の方法
テレビ中継……男性67.6%、女性53.1%
生で試合観戦……男性22.7%、女性16.4%
ネット中継……男性14.5%、女性5.3%
ラジオ中継……男性11.2%、女性3.3%
スポーツバーやパブリックビューイングで……男性6.0%、女性2.9%
ふだんスポーツ観戦はしない……男性27.5%、女性42.9%
一番多いのは、やはり男女とも「テレビ中継」。一方「生で試合観戦」は男性22.7%女性16.4%で、テレビ中継と比較すると少数です。今回の東京オリンピックチケットでは抽選に必要なIDを登録した人が約750万人いるそうですが、これは日本の人口1億3000万人で単純計算すると、全国民の約5.7%。数字だけで見ると少ないですが、それでもこれだけの大騒ぎとなるのは、さすがオリンピックといえるかもしれません。

スポーツ生観戦は、応援の楽しさや場の空気を楽しめる醍醐味があります。