堅実女子ニュース&まとめ 女子のすぐそばにある恐怖|私がDVの加害者に!?訴えたのは身近な存在のはずの夫だった〜その2〜

今は離婚して新しい生活をスタート

花音さんは、訴状が届いてから1週間後には家を出たといいます。すべてを友達の弁護士に頼んで、逃げるように娘2人を連れて賃貸アパートに引っ越しました。

「1週間本当につらかったです。自分にとって敵でしかない相手が常にそばにいるんですよ。恐怖でおかしくなりそうでした。時には夫に寄りかかってしまいたいという衝動にかられましたが、それも恐怖が勝ってしまってできませんでした。もう、私と夫は埋められない溝ができてしまったのでしょうね。あんなことされたら、もう夫のことを信用はできないです。眠れない日々が続きましたが、自宅では夫の目があるので泣くにも泣けず、とりあえず引っ越せて、ようやくゆっくりと眠ることができるようになりました」

ようやく家から逃げ出せた花音さんは、そのあと弁護士を通じて夫との間に離婚が成立したそうです。でも、まだ娘さんには夫との離婚は話せても、訴状が届いたということを話せてはいないそう。ただ、娘さんも内心なんとなく気づいているようで、今はまだ深く何があったのかは聞いては来ないと言います。

「娘にとってはそれでも父親ですからね。娘たちまで傷つけるようなことはしたくないです。

夫は、若い頃はイケメンで仕事ができて尊敬していました。特におしゃべりな方ではなかったけど、ずっと私の話を聞いてくれるような穏やかな人でした。私の方が最初に好きになったんですよね。ですが、結婚して子供ができると……。2人の関係は変わるもんですね。特に夫がリストラされてからは、2人の関係も大きく変わりました。何度も過去を振り返って、私が彼を追い詰めたのかと悩みましたが、今思うと、あの時は、夫を罵っていなければ私もやりきれなかったんだと思います。仕事や会社っていったい何なんでしょうね。

彼に100万円渡しましたが、今はそれでよかったと思っています。私はパートでもなんでもまだ働けますが、彼はたぶん……まだあの家で一人で自宅にこもっているんじゃないかな」

妻を訴える夫。そんな夫が表面上は何事もないように振る舞っている様子は、もはや恐怖以外の何物でもありません。

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