今週末が終わったらお盆シーズンも終了。今年は9連休という人も多かったようで、令和のGWに匹敵する“連休ロス”がまん延する予感がします。そこで心配になるのは、今の仕事に対するモチベーションを失うこと。さらには実際に転職を考える人も、案外多いのではないでしょうか?

地方によっては再就職も大変ですが……。
久々の故郷でのんびり……暇な時間が増えるほど、環境を変えたくなる人が増える?
株式会社スタッフサービス・ホールディングスがおこなった「夏休みと転職に関する調査」によると、夏休みやお盆明けに転職を考えたことが「何度もある」人は14.3%。「何度かある」人も24.1%おり、合計すると38.4%が転職を考えた経験があるようです。
さらに同調査では同じ夏休みやお盆明けでも「現在実家で暮らしている人」と「3年に1回以上は帰る」という、いわゆる実家を出て一人暮らしをし、夏に帰省する人との差に着目。それぞれ同じように転職を考えた経験があるかを調べたところ、以下のような結果となりました。

実家住まいの場合、夏休みでも親は上げ膳に据え膳というわけにはいかず、むしろ厄介者扱いの場合もありそう。そのため、夏休みのワクワク感が少ないのでしょうか。
実家住まいの人で考えたことのある人の合計が27.5%なのに対し、実家を出て帰省する人で考えたことがある人の合計は47.0%。合計20%以上の差で、帰省する人のほうが転職を考えがちなことが判明しました。
なぜビジネスパーソンは夏休みやお盆明けになると、転職を考えるのでしょうか?同調査では「なぜそのタイミングで転職を考えたのか?」について調査したところ、以下のような回答が上位となりました。
- なぜそのタイミングで転職を考えたのか?
休み中に自分の働き方や今後を考え直したから……62.8%
このまま休んでいたいと思ったから……30.5%
ボーナスが支給された後だから……24.2%
転職活動の時間が作れそうだから……24.2%
地元で働きたいと思ったから……10.4%