【貧困女子】年収3000万円の元ヤン夫が、うつでクビ……貧困生活とブラック派遣と夫婦の絆~その1~

【貧困女子】年収3000万円の元ヤン夫が、うつでクビ……貧困生活とブラック派遣と夫婦の絆~その1~

女性誌『Suits WOMAN』で注目を集めた「貧困女子」。これは普通の毎日を送っていたはずが、気がつけば“貧困”と言われる状態になってしまった女性たちのエピソードです 。

真田朱里さん(仮名・37歳・派遣社員)の年収は現在180万円。1年前は年収3000万円の夫と都心の、タワーマンションの高層階でセレブ生活をしていました。

「10歳年上の夫とは結婚5年になります。夫は私の地元で有名なワルを束ねているボス的存在で、地元でも伝説の有名人でした。彼は東京の専門学校に進学してからも、ちょくちょく地元に帰ってきていました。私が中学生の頃かな……彼がすごい美人の先輩とできたばかりのショッピングセンターを闊歩している姿を見たことがあり、何て素敵なカップルだろうと密かに憧れていたんです」

一方、朱里さんは堅実を地で行く性格。関西地方の大学に進学したので、地元を出てから2人に接点はなかったそうです。

「5年前、正月に帰省した時に、同級生の女子2人と居酒屋で飲んでいたら、変な50代くらいの男性3人組に絡まれたんです。ウチの地元はまだ保守的ですから『嫁にもいかず、こんなところで飲んでいてけしからん』みたいな怒り方をされて。向こうの方が体は大きいし、やくざっぽいし、これはヤバいと思っていたら、『ごめん、それうちのツレ』と言ってきてくれた男性がいて、それが憧れの先輩……すなわち夫だったんです」

大きくてきりりとした目と、すらっとした長身、筋肉質なボディーをブランドのロゴがドーンとついたジャージで包んでいて、いかにも田舎の元ヤンという感じだったとか。

「キラキラの腕時計をしていて、検索すると1000万円くらいする。高級時計と言えば、ロレックスくらいしか知らない私には、ギラギラとしたスーパースターという感じでした。でも、ずっと憧れていた人だし、再会がうれしくて、10年越しの告白をしたんです。当時、夫は前の奥さんと離婚したばかりで『じゃあ、付き合おうか』という話になり、出会いから半年であれよあれよと入籍しました」

5年前、夫はベンチャー企業の執行役員をしていた

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