堅実女子ニュース&まとめ 【私の場合】仕事と理想実現の情熱の火を消したのは、先生と女をバカにする男たち~その2~

「『ここで我慢すれば、この人の気が済むし、査定には響かない』と思って、こらえてしまう。そういうことが積もり積もって、3年で会社を辞めました」

山谷さんは、相手に強く出られると、言うことを聞いてしまいがちだといいます。リベンジポルノを含む、おぞましい行為を、複数の先生からされていたようです。

「会社を辞めて、リセットボタンを押せばいいかな……と思って。わかったんですけど、教育そのものがパワハラ・セクハラ的要素があるんですよ。そこそこの魅力がある女のコなら、きっと先生の性的なはけ口になっている経験があると思うんですよね。そこを根絶するのが先だと気づけたことは、よかったと思います」

その後、転職活動をしたけれどうまくいかず、現在は派遣社員をしています。

「コンプライアンスがガッチガチのところを選びました。でも、それはそれで悲しいんですよ。必要以上のコミュニケーションを取ってはならないという暗黙の了解があるために、私たち派遣社員は、社員さんと挨拶以上の私語がほぼできないという……」

山谷さんは「入力マシーンになって、ひたすら作業をこなすのも空しいですよ」と続けます。

「私の派遣先の近くに、スタートアップベンチャーが集まるコワーキングスペースがあるのですが、3か月前からそこに顔を出して、自分を売り込むようにしています。毎日の休憩時間に顔を出していると、知り合いが増えて、同じ世代で起業を目指している人達と意見を交換する機会が増えました」

しかし、具体的に起業の予定がある人は少ないと続けます。

「皆さん、クラウドファンディングで資金を集めようとしている人が多いのですが、やはり、完璧な仕組みでないと、お金は集まらない。私もなんとなくメンバーに入ってしまい、先日、箱根のオフサイドミーティングのときに、リーダー格の男性と、コアメンバーの男性から、男女の行為を強引に迫られました。両方とも既婚者ですよ!その時に、すごくつらくて、弁護士のところに相談に行ったら『証拠がなければ何もできない』と言われたんです。この国は被害者に甘すぎる。結局、そのコワーキングスペースにはいかなくなりました。何かの理想を叶えようとするときに、男性なら事業に集中できるけれど、女性はそこに至るまでに、セクハラからサバイブしなくてはならない。そのエネルギーはもう私には残っていません」

山谷さん自身、小学校時代の痰飲の先生に過度なスキンシップを求められた経験があり、心の傷になっている。

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