堅実女子ニュース&まとめ 【沼にはまる女たち】家と職を失い、つなぎのつもりでネットカフェ難民に…立ち直ったきっかけは?~その2〜

どこにでもいる女性でも気が付くと、その世界の『沼』にハマってしまうケースを紹介する同シリーズ。今回お話を伺ったるり子さん(仮名・30代・アルバイト)は会社の倒産を機に家賃が払えなくなり、ネットカフェ難民になってしまいます。その1はコチラ

ネットカフェ生活から普通の生活へ

「ネットカフェ生活は、最初のうちは物珍しさもあり意外と快適でした。ドリンクも飲み放題でしたし、マンガやネットもし放題で、飽きることはありませんでしたから。懐かしい漫画を全巻読破したり、ネットサーフィンを楽しんだりと、それなりに充実した日々を過ごしていました。ネットカフェって、意外と文化的な生活を送れるんですよ。フラット席を選べばある程度眠ることもできるし、スマホの充電も余裕です。湯船につかれないのはちょっと辛いですが、シャワー室もけっこう綺麗でシャワーだけでも満足することができました」

想像よりも快適だったというネットカフェ生活。辛いことはなかったのでしょうか?

「完全個室を選ばなければ、どこか他人と同じ空間で繋がっているんですよね。学校の教室のような場所で暮らしているような感覚です。風邪が流行っているときはあちこちで咳が聞こえて、ここにいると簡単に風邪がうつっちゃうなと思いました。それにネットカフェ生活が続くとマンガやネットばかりの時間にも飽きてきて、少し閉塞感に苛まれることも……。途中退出OKというルールの店だったので、気分転換に外に出歩くこともありました。またフラット席も布団ほどの快適さはないので、毎日続くと体の節々が痛くなりましたね」

コスト面では大丈夫だったのですか?

「ネットカフェは安いとはいえ、やっぱりお金がかかるんですよね。夜の安いパック料金で利用しても1000円弱はかかります。完全個室は倍ぐらいかかるので却下です。夜のパック料金は時間が指定されているので、早く入室することができません。時間前に入るとその分お金がかかるので、それまではどこかで時間をつぶす必要があります。ただ月に3万円くらいでなんとかなるので、家を借りるよりかはコスト的に助かりました。なんとか短期のバイトでお金を捻出して、ネットカフェ代は維持できる感じでしたね。

また食べ物の持ち込みOKの店だったので、近くのディスカウントストアなどで安い食材を仕入れて店内のフリードリンクを利用すると、飲食費はかなり低く抑えることができました。ですが、ずっと外食というのもやっぱり限界があり……。いろんな意味で、ネットカフェ生活は一時しのぎでしかないですよね」

衝撃的だったホームレスとの出会い

ネットカフェ生活に終止符を打ったきっかけになったのは、道で見かけたホームレスとの出会いだといいます。

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