【派遣女子・更新なし】派遣法改正で契約打ち切り……サブカル女子が見つけた幸福~その2~

【派遣女子・更新なし】派遣法改正で契約打ち切り……サブカル女子が見つけた幸福~その2~

かつては自分の時間が欲しい、自由な時間を謳歌したいという女性たちに支持された派遣という働き方。

今回お話を伺ったのは佐々木貴美子さん(仮名・38歳)。現在、食品メーカーで派遣社員をしています。彼女は、美大を卒業してから商品開発会社に入社しますが、上司のパワハラなどが原因で退社。23歳から、派遣社員としての日々が始まりました。

その1はこちら

商品開発会社に在籍していた1年で習得したのは、パワーポイントの企画書の技術。

「当時、パワポは絶対的な存在でした。それまで、見たことも触ったこともなかったので、必死で触って習得したんです」

見た目はよくとも、中身はスカスカだと非難されてしまいます。

「自分のことを言われているみたいで辛かった。新卒時に勤務した会社を辞めてから、結局、15年間も派遣社員をしていますが、正社員の座を手放したのは後悔していません。長期的で見れば、正社員の方が社会的地位は安定しているのでしょうけれど、手取り給料の額がホントに少ない。派遣社員はサービス残業もありませんし、ウエットな人間関係にも巻き込まれずに済みますから」

出世や仕事がらみの人間関係はなくとも、セクハラされることは多かったといいます。

「更新してほしいと思っていると、地位のある男性につけこまれると思います。かつては、飲み会からホテルに誘われたこともありました。断り切れずに男女の関係になってしまうこともあったし、エレベータでさりげなくボディータッチをされるだけでなく、耳を噛まれたこともありました。あのときは、誰にも言えずに泣いていましたが、今ならキッパリ断られる……というか、いいトシなので誘いすらきません。アラフォーのオバさんになって、『今が一番心地よい』と思えるようになりました」

男性は、弱い立場の女性や、媚びる女性に徹底的にマウンティングをしてくると感じているそう。

「エクセルができなくて、泣きながら残業している25歳の時に、当時37歳の既婚の社員さんに強引にホテルに連れ込まれました。一度、男女の関係になると、その人のことを好きになってしまって、仕事もプライベートも支配されてしまった。その関係が7年間……私が32歳まで続きました。最後の方は、ウチでご飯食べて、そういう関係になって、終電で妻子が待つ家に帰るというパターンでした。彼は1円も私に経費を払いませんよ。徹底的に舐められていた。会社にバレて、私だけが契約を切られて目が覚めたというか……。ホントに派遣は守られていないし、何かあった時に、たった一人で戦わなくてはいけないんですよ。それに気が付いてから、徐々に強くなっていったかな」

パワハラやセクハラをする職場の更新を期待しないようになった、と言います。

「でも、実際にそこで働いていると、愛着みたいなものも生まれてくるんです。だから、そのバランスを取るのは難しいとは思います。実際に、吹っ切れるようになったのは、36歳くらいかな。派遣社員として、何が求められているかがわかるようになってから、変わっていったかも。要は、私たちは“正社員より安く使える便利屋”なんですよ。それに気づくまで、派遣の待遇の悪さとか、キャリアアップが望めないとか、チーム感がないとか、いろんな不満はありました。今の時代、大手企業を除けば社員で働くこともリスキーだな、って。その会社でしか使えないスキルで、その会社の看板がプライドになっている人よりも、私たちの方が強いんじゃないかと思うようになりました」

1年前から付き合い始め、2か月前から同棲している、8歳年下の恋人の存在。

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