堅実女子ニュース&まとめ 親の介護どうする問題|アラフォー女子が直面した介護離婚・解雇~その1~

年末年始に実家に帰ったことで、親の老化を認識し、「親の介護どうする問題」に直面する堅実女子は少なくありません。また、私たちの親世代(50代後半~80代)は、「人に迷惑をかけたくない」という気持ちが強く、ギリギリまで問題を放置する人も。

50代以降は、病気により介護問題が起こる場合も多くあります。がん、糖尿病、心臓病、事故の後遺症などで体が動かなかなくなったなど、「マジでヤバい」状況になってから子供にSOSを発信する親もいるのです。そうなると、仕事も私生活も大混乱!

だから、日ごろから介護の準備は必要ですが、忙しくてそうもいかないもの。しかし「転ばぬ先の杖」的に、親の様子を見ておきたいのが年末年始。今回は親の介護問題で、生活が大混乱を極め、離婚と転職を余儀なくされた大庭真里菜さん(仮名・38歳・IT広告関連会社)のケースを紹介します。

脳出血で倒れた67歳の母

真里菜さんは2019年に母親の介護問題で、離婚と転職をしました。まずは、お母さんが要介護になったきっかけについて教えてください。

「2019年の正月に帰省した時に、元気がないと思っていたんです。というのも、2018年の3月に父親が交通事故で亡くなってからホントに気落ちしてしまっていました。別に仲がいい夫婦ではないし、私も兄も父から怒鳴られるか鉄拳制裁を加えられるなどしていた。母を旅行に誘っても『お父さんが困るから』と断られていた。父が死んだのはショックだけど、これで母も自由になると思っていたんですが、それが大間違いでした。こっちが気の毒なほど気落ちして、持病の高血圧が悪化したのです」

真里菜さんの実家は山梨県。雪が降り、路面が凍るエリアもあり、クルマ移動は必須。67歳の母は自分で運転して通院していたそう。

「ある時、病院から電話が『予約時間になっても大庭さんが来ないんです』と連絡があり、すぐに近所に住む友人に救急車を呼んでもらったら、脳内出血で自宅で倒れていたんです。後で聞いた話ですと、当時の血圧は上が200 mmHg、下が120 mmHgで、健康な人の2倍近くあったのです。仕事を早退して入院先に行きました」

集中療室で昏睡する母を見て、「無事でいて欲しい」と祈った真里菜さん。その祈りが通じ、お母さんは一命をとりとめることができました。

「脳機能に障害が出る可能性があると医師の説明を受けました。母の病状は思っていたよりも悪く、1か月間ほぼ寝たきり状態に。意識を回復してからはリハビリを即開始。担当の先生が、すぐに脳トレ問題を解かせて、筋トレを無理やりのようにさせていました。今の医療では、患者を甘やかすと予後が悪いというのが常識です。『もうちょっと優しくしてほしい』と思いましたが、今のことを考えると、あれがホントに良かったと思います」

介護で留守にする妻がいない間に、夫は一切の家事を放棄……

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