堅実女子ニュース&まとめ 親の介護どうする問題|アラフォー女子が直面した介護離婚・解雇~その2~

年末年始に実家に帰った際に親の老化を認識し、「親の介護どうする問題」に直面する堅実女子は少なくありません。また、私たちの親世代(50代後半~80代)は、「人に迷惑をかけたくない」という気持ちが強く、ギリギリまで問題を放置する人も。

50代以降は、病気により介護問題が起こる場合も多いです。がん、糖尿病、心臓病、事故の後遺症などで体が動かなかなくなったなど、「マジでヤバい」状況になってから、子供にSOSを発信する親もいるのです。そうなると、仕事も私生活も大混乱!

だから、日ごろから介護の準備は必要ですが、忙しくてそうもいかない。しかし、「転ばぬ先の杖」的に、親の様子を見ておきたいのが年末年始。今回は親の介護問題で、生活が大混乱を極め、離婚と転職を余儀なくされた大庭真里菜さん(仮名・38歳・IT広告関連会社)のケースを紹介します。

その1はこちら

母は「要介護2」、夫は家を出ていった

母親の介護問題は、家計に深刻な影響をもたらしました。

「まず入院費用、雑費(衣類、おむつ、くつ、杖など)に70万円近くのお金を使いました。私の往復の交通費が3万円くらい、介護休暇を取得して、給料も減り、貯金を切り崩しました」

母親はその後、3か月間入院して、リハビリに励みました。兄嫁は1か月でアメリカに帰っていったそう。

「関節の可動域を広げるために、肩や股関節部分をかなり強い力で広めたり、難易度が高い脳トレ問題に取り組むなど、かなり辛い作業もあったそうですが、持ち前の忍耐強さから頑張りました。そのおかげで、寝たきり(要介護5)と言われたのに、『要介護2』の認定を受けたのです」

公的な介護保険のサービスを利用するには、自治体の要介護認定調査を受けます。一次調査と二次調査があり、「要支援1~2」「要介護1~5」と認定される必要があるのです。一次調査は調査員が家庭に来て、1時間程度の調査を行ないます。退院後の生活は、病院の見守りサービスと、宅配の給食を手配。10日間で、12万円が飛んでいきます。

「母1人でもいいとは思ったのですが、1人にしておくと不安がありました。役所の介護調査の日も、『私は平気。人様に迷惑をかけられない』モードで受け答えをする可能性がある。それをされてはまずい。急遽、有休をとって実家に戻り、調査に立ち会いました」

その結果の『要介護2』内容は、身だしなみや居室の掃除、立ち上がり、排泄、食事などの身のまわりの世話の全般に何らかの介助が必要だということ。

「その後の医師の判断で、母は混乱や理解低下がみられることがあるのもわかったのです。この調査で会社に帰った時に、残った有休はあと30分。その直後に上司に呼ばれ、退職を勧告されたのです」

上司の話は「お母さんの介護も大変だろうし、これから子供も生まれる可能性もある。そうなるとサポートしきれない」という内容でした。夫との生活が破綻しているのに、子供を心配されるという……。

転職先は給料半額の地元

1 2