結婚しない人生│初恋を引きずる42歳女子の穏やかな老後展望~その1~

結婚しない人生│初恋を引きずる42歳女子の穏やかな老後展望~その1~

婚活関連のニュースがあふれていますが、生涯未婚率(50歳時未婚率)は上昇。国勢調査によると、50歳まで結婚したことがない人は、1990年には男性5.6%、女性4.3%だったのに、2015年の国勢調査では男性23.4%、女性の14.1%と、男女ともに約4倍のポイントに跳ね上がっています。

独身の経済観を示す「ソロエコノミ―」という言葉も登場。増え続けるシングルの背景を取材しました。

今回お話を伺ったのは、精密機器メーカーに勤務する山口恵理子さん(仮名・42歳)。「35歳のときに猛烈に結婚願望が沸き上がり、その後、地獄のような婚活を3年続け、38歳になったところで、結婚願望があっさりなくなった」と語ります。

「大企業に勤務する父親と専業主婦の母親がいて、3歳年上の姉の4人家族です。『将来はなんとなく結婚するんだろうな……』と思っていたのですが、子供の頃の『将来の夢』に『お嫁さん』とは書かなかった。動物が好きだったから獣医さんと書いていました」

恵理子さんは、東京都世田谷区で生まれ育ちます。中堅私立の中高一貫女子校と進学し、有名私立大学の法学部に入学。

「ホントに何も考えていなかったんですよ。親や先生に言われたことをやっていたら、気が付けば推薦で大学に入っていたって感じ。大学で驚いたのは、私が超狭い世界で生きてきたということ。大学にはいろんな地方から、多様な人が来ていて、世界が変わりました。それまで普通だと思っていた私の家は、とても恵まれているのだとわかりました」

その代表的な存在が、人生初めての恋人。同じ年の彼とは、結婚も考えたと言います。

「私は女子高育ちなので、大学デビュー。だから彼にのめりこみました。あれが私の最初で最後の恋。彼は富山県から出てきていて、すごくきれいな顔をしている。入学式で会った時に『この人が好き』って思ったんですよ。なるべく視界に入るようにして、アプローチし、自分から告白してOKをもらいました」

男性に免疫がない恵理子さんはどう告白したのでしょうか?

「技がないから剛速球ストレートですよ(笑)。入学から5日目の授業の後に『好きです、付き合ってください』と言い、30秒後に『僕でいいの?いいよ』って。あの30秒は長かった。あの日、昼までは青天のポカポカ陽気だったのに、夕方から雨になり冷え込んだ。私は折り畳み傘を持ち歩いているので、彼に『入らない?』と言ったら、傘を持ってくれて一緒に駅まで歩いたんです。そのときに彼は私の肩を引き寄せ、『寒くない?』って。あの時に、ズガーンときました。フランス語で一目ぼれのことを、Un coup de foudre……雷の一撃というのですが、まさにそれ。彼もそうだと言っていました」

いつか結婚すると思っていたけれど、育った環境が違いすぎた

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