堅実女子ニュース&まとめ 【こんなはずじゃなかった海外生活】平和に見える田舎の街にすら存在した隠れ階級…駐妻たちのマウンティング事情 ~アメリカ編~

海外生活における駐在カーストや駐在妻のマンティング事情、第2弾。前回アジアの国で起こったマウンティング事情をお話しましたが、今回はアメリカで経験した階級社会についてお話しましょう。

※アジアのマウンティング事情はコチラ

今回お話してくれたのは、2人の子どもがいる真奈美さん(38歳)。ニューヨーク近郊で1年暮らした後、転勤でアメリカ東部にある人口1000万人弱の州に引越し、現在2年目になる駐在員の妻(駐妻)です。ニューヨーク近郊で暮らしていた時は、駐在期間も短かく、大都会だったため、それほど密な駐妻関係を築くこともなく、格差社会を感じずにすんだという彼女。しかし、日本人が少ないアメリカ東部のある田舎町に引っ越してからは、見えないところで格差やマウンティングがあることを知ったのです。

「私が住んでいた東部の地域はとても田舎で、日本人はそれほど多く住んでいない場所でした。街中には日本人が経営するスーパーが1軒とレストランが1軒ある程度。日常生活を送る中では、子供が週末に通う日本人補習校に通う日以外はほとんど日本人とは会わない地域でした。

私の夫はある企業の会社員。日本ではそこまで大きな企業ではなかったのですが、この地域の中では多くの日本人が駐在している企業としてよく知られていました。社内の奥さま会的なものも定期的にあり、少し面倒くささを感じることもありましたが、まあうまくやっていました。たぶん社内の奥さまとは、上司の奥さんであろうと、下請け会社の奥さんであろうと、いい関係を築けていたと思っていました。

でも実は仲良くしていた国際結婚組のママ友Mさんに、『真奈美さんの会社のマウンティングが激しいでしょ!?』って聞かれて、思い当たる節が……。私は鈍感でそれほど気付いていませんでしたが、確かにそこには駐在格差があり、マウンティングがあったのです(笑)」

真奈美さんの夫の会社には、同じ駐在員の中でも、オフィスで働く開発系の人と、工場で作業する現場系の人、そして現地採用で雇われた日本人、さらにはグループ会社や下請け会社で勤める人もいて、表から見ると同じ会社で働く人に見えましたが、実際はすごい上下関係があるそう。ちなみに彼女の夫は、オフィスで働く開発系の人。でもまだ若手なので、開発メンバ―の中では下の立場でした。

上司の奥さんが、ママ達をランク付けしていた

「ある日、Mさんに『実は私とても気になっていることがあって……Kさんにマウンティングされたことない?』と聞かれたのです。実はMさん、部長妻Kさんとほとんど面識がないのに、初対面のときに『あぁ、あなた現地人でしょ!どこかでウワサは聞いたことあるわ~……』って言われたらしく、その言い方が明らかに国際結婚の永住組の人をバカにしている感じだったとか。だから同じ会社に勤め、部下の妻に当たる私に、彼女について聞いてきたのです」

その話を聞いて、真奈美さんはいろんなことを思い出したそうです。真奈美さん自身は、程よい距離感を保ちつつも、一応部長妻Kさんの開催するお茶会などには誘われる間柄。直接そこまで嫌がらせを受けていませんでしたが、彼女がよく自慢話をしたり、他の会社の人を見下す言い方をしているのを感じたことはあったようです。

「私が特に気になっていたのは、社内の現場系の人や現地採用組の人の妻に対して、「現場妻」とか「現地組」と呼んで差別していること。きっと相手がイヤな気分になっているだろうなと感じることが多々ありました。でもそれは社内の人に対してだけの態度だろうと思っていました。まさか社外の人にも、マウンティングをしているとは!そもそも、夫の仕事や役職で、なぜ妻までランク付けされるのか、私はそこに疑問を感じました」

ちなみに部長妻Kさんの格付けは以下の通り。子供の学校や日本人会などの社外でも、人をランク分けして、その人によって態度を変えているそうです。

<自分より格上>
医者、弁護士、大学研究者、国際機関勤務など

<自分と同等>
大手企業勤務、自社グループ会社

<自分より格下>
下請け会社、中小企業、現地企業、留学生家族

「そして今から半年前、そんな部長妻Kさん絡みで、実はひとつすごい出来事が起こったのです。部長妻Kさんに目をつけらた駐在員家族が帰任させられてしまうという事件……」

マウンティング妻のなかには、自分がマウンティングしていることに気付かない妻も多い

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