堅実女子ニュース&まとめ 【セレブ妻やめました】今すぐ月18万収入を上げるには?「金が減り続ける」の転落の日々~その1~

「ある日、突然、高年収だった夫が仕事を辞めた……」「高年収の夫とどうしても離婚したくなった」そんな“事故”ともいえる事態に直面した時、妻はどうするのか。

この連載では、年収1000万円以上の夫がいる妻を“セレブ妻”とし、高年収の夫が無職になったり、離婚したりした背景と、妻の考えをひもといていきます。

第2回目の今回は、この連載を執筆する、ライター片岡文子(42歳)の年収2400万円の夫が無職になり、引っ越しを決めた後の生活をについて。

第1回目の「年収2400万円の夫がある日突然、無職・無収入に」はこちら

年収が高い人に貯金はできない

私が27歳、夫が29歳の時に結婚しました。「そろそろ本格的に仕事復帰しなくちゃな……」と思いながらも、高年収夫に甘えながらグダグダ過ごしていたところ、夫に襲いかかった、うつ。さまざまな事情があり、休職で傷病手当を得ることができずに退職。娘は14歳の中学2年生、息子も11歳で、これから莫大な教育費がかかる時期に突入。年収が高い人に貯金ができないというのは本当で、私の手元にあったお金は300万円。

夫が無職になり、それまで住んでいた都心の家賃18万円のブランドマンションから、家賃12万円のド昭和なアパートに引っ越し。10階から1階へ、物件のグレードも急降下。

引っ越しは夫の退職から1か月後。それまで住んでいた都心から、10km北西に都落ちです。本当にこれが辛かった。地方から出てきて、都心に住むことをひたすら憧れ、(夫が)頑張ってきたのに、東京のはずれのアパートに引っ越す。なぜなら、私の稼ぎだけで家族3人を養わねばならないから。

新物件の下見に行ったときは驚きました。アパートの庭にはどくだみの蔓。合成樹脂の床、オートロックも宅配ボックスもない。表に置かれた資源ごみには、ストロング系のチューハイの缶が山積み。見慣れた高級ワインの瓶とプレミアムビールの缶の姿はありません

この時、ふと『源氏物語』の第十二帖の「須磨」の「須磨には、いとど心づくしの秋風に……」(須磨では、都と比べてますます悲しげな秋風が吹き)という一節が心に浮かび、気づけば涙が流れるとともに、「これからは私が稼がねば」と決意を新たにしたのです。

マンションの退居時にいったいいくらかかるのか……

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