これが“アカデミー賞印”のハイレベルな演技!『ジュディ 虹の彼方に』

これが“アカデミー賞印”のハイレベルな演技!『ジュディ 虹の彼方に』

今年のアカデミー賞で、レネー・ゼルウィガーに主演女優賞をもたらした映画『ジュディ 虹の彼方に』。全曲を自ら歌って踊り、ジュディ・ガーランドになりきった彼女の演技が、これほどの説得力を持つ理由とは?

『ジュディ 虹の彼方に』 (c) Pathé Productions Limited and British Broadcasting Corporation 2019

『ジュディ 虹の彼方に』
(配給:ギャガ)●原作:舞台『End Of The Rainbow』 ピーター・キルター ●監督:ルパート・グールド ●脚本:トム・エッジ ●出演:レネー・ゼルウィガー、フィン・ウィットロック、ルーファス・シーウェル、ジェシー・バックリー、マイケル・ガンボン ●全国公開中

(あらすじ)
『オズの魔法使』で主役のドロシーを演じ、ミュージカルスターとしてハリウッドのトップに立ってから30年。ジュディ・ガーランド(レネー・ゼルウィガー)は度重なる問題行動によって映画のオファーも途絶え、巡業のステージで生計を立てていた。借金に追われて住む家もなくなったジュディの元に、イギリスのクラブからショーの依頼が。元夫に二人の子どもを預け、単身イギリスへ旅立つが……。

1年前から歌のトレーニングをしたレネー

「Somewhere over the rainbow……」
1939年の映画『オズの魔法使』を観たことがなくても、ドロシーを演じたジュディ・ガーランドの歌う「オーバー・ザ・レインボー/虹の彼方に」はどこかで耳にしたことがある人も多いのでは?この役で17歳にしてハリウッドの輝く大スターとなったジュディの最晩年、47歳で亡くなるまでの半年間を描く伝記映画が『ジュディ 虹の彼方に』です。

映画の舞台は1968年、ミュージカルスターとして輝いた時代は遠い昔となったジュディのいまを描いていきます。もはや若くもなく、唇もしわしわ。荒れた生活のせいか、年齢よりむしろ老けて見えるほどです。長く映画のオファーも途絶え、巡業のステージで生計を立てていて、でも金銭感覚はムチャクチャで借金に追われ、住む家もなく、宿泊費の滞納でホテルに泊めてももらえず、二人の子どもを元夫に預けてひとり、ショーの依頼が舞い込んだロンドンへ向かいます。睡眠薬とアルコールでいつでもヘロヘロ。ひたすらに痛々しいのです。そんな彼女がステージに立つと一転、歌と踊りで観客を魅了します。

ジュディを演じるレネー・ゼルウィガーは正式なリハーサルの1年前から歌のトレーニングを開始、全曲を自ら歌って踊ります。これがスゴイ。発声から語尾のちょっとした癖までもを、ただのモノマネに終わらないすれすれのラインで表現していくのです。上手いというよりは独特な踊り方や、ちょっと猫背な後ろ姿まで。しかも日常はヘロヘロでも、「私にはここしかない!」とステージ上でだけはいまでもキラキラ輝くスターであるという落差も体現していきます。まさにハイレベルな演技なのです。

ステージ上のジュディ。もはやレネーに見えない……。

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