堅実女子ニュース&まとめ 【セレブ妻やめました】在宅勤務で発覚した夫の別の家族、自立への苦難の道~その1~

別の女性に子供を産ませ、家庭を築いていた

そんな生活が激変したのは、夫が勤務する会社が3月頭から在宅勤務になったこと。

「それはすごく早かったですよ。一般社員の中には通勤している人もいましたが、おそらく幹部とその候補は『家から出るな』と厳命されていた様子。今のイタリアと同じくらいの強さで、会社側から外出禁止が言い渡された。私は『会社はなんでこんな強権を発動するの?』と思っていましたが、あれは、“利益を生み出す人材”の命を守るためなんだなと今では思います」

夫は自宅で仕事をするようになりました。

「今でこそリモートワークは当たり前になっていますが、3月頭の時点でそれをさせていた。あれは、3月半ばの日曜日のこと。新型コロナによる自粛で、私の大学の同窓会が直前になくなりました。予定より早い18時くらいに私が家に帰ってくると、夫のPC画面には赤ちゃんと20代くらいの女性が写って、楽しそうにやり取りしている。私が帰ってきたことに気が付いても、全然やめない。『ねえ、その子、だれ?』と聞いたら、『俺の息子』と。悪びれもせずに言う。一体何が起こっているのか、全然わかりませんでした」

直子さんと夫は、東京郊外エリアの地元の同級生。同窓会で再会し、28歳のときに自然な流れで結婚しました。

「夫から誘われて、タイミングも合ったので流されるように結婚した感じです。夫は3浪して中堅私立大学に入学し、1年留年して卒業。地元では『だらしない人』という評価だから、私の両親は反対しました」

夫の実家はそこそこの金持ちで、弟は医者。夫には、父や弟へのコンプレックスがあったようです。

「夫は勉強が苦手ですからね。でも、天性の人心掌握術がある。高校時代は『裏の生徒会長』と、先生も一目置いていた。そういう才能を経営者は見抜くんでしょう。夫は浪人時代カフェでバイトしていたのですが、副店長で月収は30万円くらいもらっていたそう。夫はとても人当たりがいい。でも感情がなく、人を人と思っていません。たぶん、愛をという概念がインストールされていない」

さらに、モノに当たり散らすモラハラ性格は、結婚してからわかったそう。

「思い通りにならないと、『クソ』とか『バカ』とか言い、舌打ちをする。やめてほしいと言ったら『俺、そんなこと言ったっけ?』と言う。なんというか、夫は自分の見えている世界がすべてで、おそらく事実を自分に都合がいいように脳内変換する。これはサイコパスなのかと」

夫はPC画面を通じて、赤ちゃんに話しかける。妻にバレても悪びれなかった。

夫は「だって、ウチの跡取りを産んでくれないじゃん」とサラっと言った~その2~に続きます。

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