1都7県で新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言が発令されました。かねてより政府は全国すべての小中高校と特別支援学校について臨時休校要請を発令しましたが、これにより感染者が多くいる自治体では引き続き、臨時休校としているところがほとんどとなっています。
政府による臨時休校要請に対する、働く主婦の考えは賛否両論に!
この政府や自治体による臨時休校要請は感染拡大の防止および、新型コロナウイルスの脅威から子どもを守る措置ではあります。しかしこの先ずっと臨時休校が続くことによる、子どもと親への影響も無視できません。
そこで今回ご紹介するのは、ビースタイルグループが働く主婦を対象に行なった「新型コロナウイルス感染拡大防止による臨時休校要請」に関するアンケート調査。まずは2月に発令された政府による臨時休校要請について、どう思うかを尋ねています。
- 政府による臨時休校要請についてどう思うか?
良い判断だと思う……42.3%
良い判断だと思わない……19.7%
どちらともいえない……38.0%
「良い判断だと思わない」は2割以下で少数ですが、「良い判断だと思う」と「どちらともいえない」がほぼ半々。賛否両論の結果となりました。また同調査では回答者の年代別による調査結果の集計も行なっていますが、その結果は次の通りです。

子どもがより自立していそうな50代親が、若い世代の親よりも臨時休校に懐疑的な傾向に。
30代以下と40代で「良い判断だと思う」と回答した人は、それぞれ43.1%と45.6%。ほぼ同じですが、50代だけ37.3%とやや少ない結果となりました。年代的に30代以下と40代に比べると、50代は子どもが大きい可能性が高いはず。意外にも、小さい子どもがいる親よりも評価する声が少ないのです。