5月5日は端午の節句のお祝いとして、男の子の成長を願う習わしがあります。またよろいや兜、こいのぼりを飾ったり、柏餅を食べたり、しょうぶ湯に入ったりと、さまざまな風習がありますよね。また例年だと両親や親しい人と一緒にお祝いする人も多いと思いますが、今年は新型コロナウイルスの影響により、そうもいきません。
人は呼べなくても……こどもの日に何かを飾る人は8割に
今回ご紹介するのは、アクトインディ株式会社が小学生以下の男の子がいる保護者524名を対象としたアンケート調査。さらに東日本と西日本の回答の違いについても集計しており、地域による特色についてもわかるようになっています。
まずこちらによりますと、子どもの日に「特に何も飾らない」と回答した人はどの地域でも20%。8割は何かしら飾ってお祝いしていることが分かりました。

集合住宅だと外にこいのぼりを飾るのは難しいケースもあるなど、住宅事情も関係してそうです。
一番多いのは兜などの「五月人形」で半数以上が該当。それに続くのが「こいのぼり」で。こちらも半数近くが飾っているようです。ただこいのぼりは地域別で見ると、西日本のほうが東日本よりも多いことが分かります。
また「その他」として寄せられた回答は「日本刀」(0歳男の子のママ:30代パート)、「張子の虎」(1歳男の子のママ:40代主婦)といったものや、「子どもが園で作ってきたものなど」(2歳男の子・5歳男の子のママ:30代主婦)という人もいました。