堅実女子ニュース&まとめ 【コロナ離婚】リモートワークで明らかになる夫婦の格差、夫を切り捨てる妻の決断~その2~

2020年4月7日、安倍晋三首相は東京はじめとする7都府県に、新型コロナウイルス感染症対策本部で特別措置法に基づく緊急事態宣言を発令。政府は「外出自粛」「学校の休校」「テレワークの推進」を要請。

これにより、家族全員が自宅に引きこもり、家族が顔を突き合わせる生活が始まった。

対面する時間が長ければ、家族のアラが見えるものだ。そこで起こるのは、家庭不和。

4月上旬から「#コロナ離婚」という言葉がSNSをにぎわせ始めている。そこで、コロナ離婚の実態を追い、実際に離婚届けを提出した増岡朋美さん(仮名・40歳・マスコミ関連会社勤務)にお話を伺った。彼女はOA機器メーカーに勤務する1歳年上の夫、10歳の娘、8歳の息子の4人家族だった。~その1~はコチラ

3月末から夫婦でリモートワークになり、わかったこと

リモートワークで顕在化したものは複数あるけれど、最初に朋美さんが気付いたことは、夫は「言われたことはやる」が、自ら先を読んで対策をしないことだった。

「まず、2人の子供たちの学校が休校になることがわかったので、私は学習ドリルや子供用のパソコンを用意した。でも夫は何もしなかったんですよ。それまでダイニングテーブルで子供たちが勉強していたので、机を買い、組み立てたのも私」

子供たちの勉強を見るのも、食事の支度や家事をするのも朋美さんだった。

「リモートの会議が1日に2本入り、リモートでの記者発表会が3件ある日があった。そのことを説明し、夫に世話を頼むと『そんなに仕事があるの?』と驚いた顔をする。そこで私は『あなたの業界と、私の業界は違うのよ』と言ってしまった。そこにカチンときたようでした。夫のことを下に見ていると思われたことはわかりました。私も思うように仕事ができず、イライラしていて、そこを刺激したかったのかもしれない」

一方、夫には、ほとんど仕事がなくなった。

「オフィスに人がいなくなれば、夫の仕事はなくなる。人がOA機器を使わなければ、不具合に駆り出されることもなく、コピー機のトナーや用紙を供給する必要もない。そもそも夫の会社は、リース料で稼いでいる。別に仕事をしなくても安定しているところがある。夫の部署は週に1回リモート会議があり、画面を見ると20人くらいの人が様々な発言をしている。『家庭用のOA機器が必要になるのでは』とか、『NPO法人などの開拓』などさまざまな意見が交わされているのに、夫は何も発言しない。それなのに、会議が終わると当てつけのように『もうだめだ~』などと叫ぶ。私に『そんなことないよ』と言ってほしい気持ちが伝わってくるけれど、そこまで面倒を見切れない」

「いい加減にしなさいよ」とキレたら、無視をされた

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