堅実女子ニュース&まとめ 【貧困女子】マンション購入が転落の契機…コロナ禍で仕事を探す、元銀座ホステスの憂鬱~その1~

女性誌『Suits WOMAN』で注目を集めた「貧困女子」。これは、普通の毎日を送っていたはずが、気がつけば“貧困”と言われる状態になってしまった女性たちのエピソードです 。

中川杏子さん(仮名・35歳)は、現在無職。4年前、会社員時代に購入した、都内の投資用ワンルームマンションに住んでいます。1年間に会った時は、愛らしい顔立ちにロングヘア、ミニスカートからスレンダーな足をのぞかせていたのに、今はふっくらしています。ジャージの上下にヘアクリップで無造作に髪をまとめ、手もガサガサに。

「手洗いとアルコール消毒で手が荒れちゃって。コロナまでは銀座でホステスをしていたんですけど、ママがお店をやめちゃったんです。昼の仕事も派遣切りに遭い、今は無職。女は見られていないとダメですね。ステイホームで楽な格好をしていると、元の服は着られないかも」

そう言って笑う杏子さんが貧困女子になったきっかけは、31歳のときに、20平米のマンションを2000万円近くで購入したこと。

「あのとき私はどうしても結婚したくて、頑張って婚活して、公務員の男性といいところまでいったのに、婚約破棄された。相手が超マザコンだったんですよ。それで不安になっていたし、このまま独身だったらどうしようと思って、お金を学ぶセミナーみたいなものに通っていたんです。そこでうっかり買ってしまったのが、今住んでいる中古のワンルームマンション。このせいで4年間、苦しめられています」

お金を学ぶセミナーは、ファイナンシャルプランナーの資格を持つというイケメン講師が登壇。女性が資産を持つ重要さを語り、安定的な不動産投資をすすめられたと言います。

「これから給料が上がらず、年金ももらえず、老後は多くの人が貧困に陥るということ。そして、『高額な家賃を払うのはバカバカしい』としきりに言われました。私も確かにそうだと思ったんですよね。『家賃を払い続けても、大家さんが儲かるだけで、皆さんのモノには絶対にならない。それなら購入した方がいい』とイケメン講師に言われたんです。まさにその通りだと思って買ってしまった。あれはハニトラ(ハニートラップ)だったのかなと思います」

貯金の300万円を突っ込むも、手数料と税金で頭金すら残らない

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