堅実女子ニュース&まとめ 【セレブ妻やめました】中学生からセレブ婚狙いの貧困女子、夢の生活は屈辱の連続だった~その2~

ある日、突然、高年収だった夫が仕事を辞めた……」「高年収の夫とどうしても離婚したくなった」そんな“事故”ともいえる事態に直面した時、妻はどうするのか。

この連載では、年収1000万円以上の夫がいる妻を“セレブ妻”とし、高年収の夫が無職になったり、離婚したりした背景と、妻の考えをひもといていきます。

今回は島野祐希さん(仮名・35歳・無職)。結婚8年目に離婚した彼女の元夫は、東北地方の超金持ちの資産家で、親の事業を手伝っている10歳年上の男性。総資産は10億円近くあったと言います。

【その1はこちら】

27歳で結婚できなかったら人生終わる

22歳から5年間、金持ちとの飲み会に明け暮れた祐希さん。

「俳優やスポーツ選手から誘われたのですが、私は安定している資産家と結婚したかった。27歳までに結婚できなったら諦めようと思った時に、運命の出会いをしたのです。それが元ダンナです」

彼の実家は会社を経営しており、不動産もたくさん持っていました。彼は3人兄弟の末っ子で、当時37歳。薄毛で太っており、方言も激しかったそう。しかし都心のタワマンに住み、億単位の資産を保有して、金払いもよかったのです。「この男ならイケる」と思い、祐希さんは猛アタックをして結婚に持ち込みます。

「素朴な人柄もよかったんです。最初は私のことも大切にしてくれた。なんでも買えて、誰からも尊敬される、夢のような結婚生活でした。結婚式はハワイで、友人たちに囲まれて挙げました。向こうの親族がうるさくないのも、ホントによかった」

結婚直後、祐希さんの母親がガンになったのですが、治療費の全額を出すことができたのも資産のおかげ。

「若いから進行が早く、すぐに亡くなってしまったのですが、最高の治療を受けさせることができました」と語る祐希さん。2人の間に暗雲が立ち込めたのは、結婚3年目。夫が浮気をして、祐希さんは性感染症をうつされたのです。

「何か変だな……と思って病院に行ったら、性感染症でした。私は絶対に他の人とはしていないので、夫しかいない。そのことを伝えたら『オマエが浮気したんだろ』とぶち切れ。自分に都合が悪いことがあると、キレてやり過ごそうとするところはありましたが、そんなふうに言われるとは思いませんでした」

ひとしきり暴れて、夫はその日、家に帰ってきませんでした。

「翌日、何食わぬ顔して、帰ってきて抗生物質薬を飲んでいる。『なんだこの男は』と思いました」

この頃になると、彼の実家の両親と兄弟が、末っ子の夫だけを東京に出している理由が薄々わかってきます。

「実家の事業を手伝っているという名目ですが、『名ばかり役員』で実際は何もしていない。あるメジャーな大学を出たと言っていたのに、実際は専門学校中退。お金はふんだんにあっても、キレやすくバカにされる夫は、いろんな人からカモにされていたと思う。よくわからない団体に1000万円投資したり、音楽イベントのVIP席を買ってイキったり。お金があるといろんな女性が寄ってくるから、浮気はし放題だったと思います」

夫は考えが甘く、楽天的。幼いころから問題をお金で解決してきたから、怖いもの知らずでした。

「口癖は『なんとかなるから』 。それは親の財力というのがわかっていない。私が『その人は信用できないよ』などと言うと、恫喝とモラハラを繰り返すんです。『母子家庭育ち』とか『貧乏人の娘』などと言い、人前で『ウチの奥さんは下半身がゆるい』などと言ったりする。結婚生活は屈辱的な思い出が多いです」

夫は、自分で整理整頓の習慣がなかった

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